相続の流れと代表者相続人とは

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相続の流れについて どうも流れが分からないので教えてください。
父がなくなり数週間後、兄からの連絡で(兄)が代表相続人になるので私の印鑑証明書を数十枚く欲しいと言われました。
父が死亡したことで預金や保険が凍結され、記帳も引出も出来ないので代表相続人をたてると言うのです。

そこで質問ですが、相続の流れは遺産分割協議書を作成するために代表相続人をたて いくらの資産が残っているのかを見るのが最初の手順なのですか?
代表相続にすると、父の預金などが全部兄の口座に移される事になって兄が自由に引き出せる事になるのではないでしょうか?
ちょっと実印と印鑑証明を預ける時点でしっくりいきません。
宜しくお願い致します。

推定相続人が納得いくように相談してください。

(5.0) | 2013/03/12 19:52

mimi2さん、お困りですね。相続人が何人いるかわかりませんが、いろいろな手続きが必要になります。戸籍謄本をとったり、除籍謄本をとったり代表者を決めて諸手続きを取らなければなりません。
問題は、相続人の同意がないままに一方的にどなたかが勝手に代表相続人になることは余り良い状況ではありませんね。印鑑証明を渡す前に全員でご相談されることをお薦めいたします。悪く解釈すれば、ご質問のようにお兄さんが独り占めしてしまうことも考えられます。このようなことが原因となり「争族」に発展してしまいます。

 質問を整理してみますと、相続の手順としては上記のように色々な手続きがあるため、どなたか一人を代表と定め、凍結してしまった預金通帳から全部お金を移す作業も必要です。そうしないとお葬式も挙げられません。必要なことは、お互いが納得して上で代表者を決め、移した預金通帳もほかの支払いとは全く別のものを作成し、出し入れが明確になるようにすることが大事です。
 葬儀中のごたごたが終わりほっとしたところで遺産分割の話し合いが持たれます。先頭たって会議を進めてくれる人も必要です。一人で全てを任せるには負担が大きいこともあります。お互いが、疑心暗鬼にならないように、充分ご相談の上、納得してから印鑑証明やほかの必要書類に印鑑を押すことが必要です。
 信頼を置ける第三者がそこに介在されるといいのですが、なかなか、お金がつきまとうことから困難があります。2度3度と大変でしょうがよくお話をされるとよいでしょう。

 第三者を探す際には、いきなり弁護士や税理士に依頼することは避けてください。内容によっては、不得意な分野もありますので、気楽に相談できる人を探すことが大事です。将来的に、相続税が発生するとか、訴訟に発展するとかが予想される場合には、税理士や弁護士を頼ることになります。

評価・お礼

mimi2さん (2013/03/13 08:46)

詳しく教えていただきまして有難うございます。
相続についても奥が深いので難しい事が多く、兄が言っていることが
どんな意味なのだろうと調べて行くうちに、疑心暗鬼な状況が続いています。
兄とは住んでいる場所が離れているので なかなか密に話す事が出来なく
近々 兄と合う事になりましたので どう考えて進めて行こうとしているのか聞いたうえで
判断したいと思います。
やはり第三者に入ってもらい公正に処理していただくことが良い事だとは考えておりました。

とても勉強になりました。
有難うございました。

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