祖父からの土地譲渡について

いななんさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『結婚して姓が変わった私が土地をもらうことができるのか。』につきまして、土地を単純にもらってしまった場合には、贈与税という税率の高い税金が課税されてしまう可能性がありますので、十分に注意していただく必要があります。

よって、お祖父ちゃんの土地をもらうのではなく、賃貸借契約書を締結して土地を借りてはいかがでしようか？

土地を借りるのですから、年に一回土地の利用料として地代を支払う約束をお祖父ちゃんとすることになります。

また、家を建築する予定の土地が農地ということですから、家を立てても構わない土地なのかどうかを最寄りの市役所などに行って確認するようにしてください。

家を建てる場合には農業委員会に届け出る必要がありますので、この点も合わせて確認しておくとよろしいと考えます。

家を建てる場合にはいろいろと費用がかかりますので、その都度専門家の方に確認するとよろしいと考えます。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン　渡辺行雄

いななん　様

はじめまして、住まいのコンシェルジュの西垣戸　重成と申します。

下記の重要ポイントにつきご確認ください。恐らく祖父様がご存知のはずです。

■重要ポイント→市街化区域か市街化調整区域か？
（１）市街化区は住宅の建築を促進する地域
（２）市街化調整区域とは基本的に住宅を建築できない地域

（１）の場合は、農地といえども宅地並みの扱いになっているはずですから、譲渡及び建築共に難度は低く、名義やローンに関してもご心配は不要だと申し上げて良いでしょう。ただし、生産緑地にされている場合は別です。

（２）の場合は、建築してはいけない地域のために難度は結構高くなり、基本的に、農業に従事されている方でないと建築できないケースが多くなります。

（２）に関してはあまりにも多くのことが関係するため、（１）と（２）のいずれにあたるものかご確認いただけないでしょうか？恐らく他の専門家の方も、ご確認後の方がアドバイスさせて頂き易いと思いますので・・・　　　　以上