「損益」を含むコラム・事例
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マンション経営は、これだけの支出リスクがあります。
重要な誤解は建物の減価に関してです。お客さまから入る家賃の中には、建物の減価分が含まれています。これは、建物は年一年と老朽かしていきます、従って価値が徐々に低下することを言います。丁度多分配金型の投資信託で多発している特別分配金と同様な現象で、元本が家賃の中に入ってオーナーに戻ってきているのだとお考えください。 従ってこの減価分を積み立てておかなければ、将来建物が建てられないことになります。家賃...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
建物と土地の所有者が異なる場合の軽減税率の特例
平成23年の確定申告をそろそろ準備する時期となりました。 所得税の確定申告は平成24年2月16日から平成24年3月15日までになります。 還付申告については、2月15日以前でも提出することができます。 贈与税の確定申告は、平成24年2月1日から平成24年3月15日までになります。 確定申告は期限内に提出をしないと適用を受けられない特例もございます。 期限内に提出できるよう...(続きを読む)
- 佐藤 昭一
- (税理士)
住宅売却損の確定申告損益通算の順序
平成23年の確定申告をそろそろ準備する時期となりました。 所得税の確定申告は平成24年2月16日から平成24年3月15日までになります。 還付申告については、2月15日以前でも提出することができます。 贈与税の確定申告は、平成24年2月1日から平成24年3月15日までになります。 確定申告は期限内に提出をしないと適用を受けられない特例もございます。 期限内に提出できるよう...(続きを読む)
- 佐藤 昭一
- (税理士)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ■損益分岐点分析の意義 さて、損益分岐点分析(break-even analysis)の意義は、損益分岐点売上高(現在の収益体質における利益=“0”となる売上高)の算定を主たる目的としています。 そして、上記にも述べたように、現在の収益構造のもとで、売上の増減と利益の増減との関係を知りたいということも大きな目的となります。 “損益分...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
マンション経営の収入についてリスクを考えよう
このところ、投資用マンションの広告や売り込みが頻繁にかかってきます。また、ワンルームマンションへの投資のご質問もあり、もし、投資をする際には、下記のリスクを踏まえて行うようアドバイスをしています。 マンション経営で収益をあげられる為には、下記のリスクを確認することが必要です。 ○ マンション経営から入る収入は、家賃、更新料、礼金などですが 実質的な家賃収入=家賃×12ヶ月×空室率で表されます...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
外国債券のリターンはリスクに見合うのか 収益とコスト
★収益に寄与するためには、コストとしての手数料が重要です。 為替手数料のほかに様々なコストが付加されていますが、一般投資家には購入価格に含まれているため、市場で購入する株式とは異なり、実際のコストは不透明です。 ただ、為替手数料は購入前に各社のHP等で確認が出来ます。 例えば、ネット証券大手のA証券の外貨購入・売却のスプレッド(費用)は 米ドル±0.25円、ユーロ±0.50円、豪ドル±0.70円...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
外国債券のリターンはリスクに見合うのか 実質金利の考え方
週刊ダイヤモンド2010年12月4日号「マネー経済の歩き方」で私淑する山崎元さんが、資産配分に外国債券は? というコラムを書いています。 概意は、資産配分で外国債券に配分するのは、期待リターンの低さに比べリスクが大きすぎるので、反対だというものです。 私も、現時点(債券バブルの状況ではリーターンが低い)では同感です。従いまして、今月の「FP便り」は外貨建債券について考えてみました。 一般の個人...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
私的整理ガイドライン
私的整理は、その手続に対する信頼性が低いという問題があります。 私的整理を法的整理に準じる信頼性のある手続とすべく、再生を目的とした私的整理に関して、金融界、産業界、学識経験者で構成する「私的整理に関するガイドライン研究会」により制定された私的整理ガイドラインというものがあり、この手続にしたがい、私的整理を行うことが考えられます。私的整理ガイドラインの対象となりうるのは、以下の要件を備えた企業...(続きを読む)
- 村田 英幸
- (弁護士)
海外ETF選定の考え方と銘柄例-債券他
債券型は対象とする債券の分類なども少なく、米国市場への偏りがありますが、国内外の債券に投資する際には、信託報酬の低い、インデックス・ファンドをポートフォリオに組入れることも検討されると宜しいかと思います。 米国市場での債券型は種類も多く、米国国債の短期、中期、長期などに対応したもの、ハイイールド債を対象とするものなどを、資産配分の中で、ワンポイントでこれらETFの配分もお考えになると、インカムリ...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
海外ETF選定の考え方とその銘柄例-株式編
我々悩み多き一般投資家としてのETF選定にむけた、考え方と例を取り上げました。 株式への資産配分をあれこれ悩まれていらっしゃる方には、 1銘柄で世界の大手企業をカバーする世界指数に連動するETFがあります。 MSCIワールド指数などです 米国のNYSE Arca市場に FTSEオールワールド・インデックスに連動する、 バンガード・トータル・ワールド・ストックETFが上場されています。 いずれか...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
自分で決める年金掛け金(マッチング拠出)
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。 お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。 確定拠出年金とは、現役時代に掛け金を拠出して、その資金を運用し損益が反映されたものを老後の受給額として支払われる企業年金制度のことです。 詳しい説明はこちら⇒厚生労働省「...(続きを読む)
- 森 久美子
- (ファイナンシャルプランナー)
日本市場におけるその他のETF
○商品に関するETFが28銘柄あります。 金の価格に連動するETFの内1つは、現物の金が信託として保有されています。 株式や債券と異なる動きをする資産として若干組入れてはいかがかと考えます。 が、金などの商品は価値を生みません。単に保有するだけになり、値上がりを期待するものになります。金を現物でお手元に置き、最悪の事態に備える方には不向きかも知れません。金は通貨の代替、究極の通貨と考えた場合に...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
日本市場での外国株指数ETFは購入に疑問符
○海外の株式指数および国債に連動するものは残念ながら東証・大証合わせて銘柄しかありません。 良く知られている指数として、NYダウ、MSCIコクサイ、MSCIエマージング、ナスダック100、スタンダードプアーズ500、そしてSP国債指数などに連動する銘柄等があります。 しかし、売買高を確認するとETFとしては、極めて小さなものが多く、購入は躊躇せざるを得ません。 例えば、2012年1月16日の売...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
【1/18書評】その仕事、利益に結びついてますか?―できる社員・…
こんにちは^^営業コンサル@竹内です♪では今日の書評です★ その仕事、利益に結びついてますか?―できる社員・店員・経営者の「会計心得」 (日経ビジネス人文庫) 私の5段階評価 ★★★★☆ 4 一言で、「会社に利益を残し、生み出すための考え方」の本です。 営業、人事、開発、経理、広報etcといった職種や 管理職、役員、経営者といった階層により、 考えるべきポイントが異なり、 企業では今、プ...(続きを読む)
- 竹内 慎也
- (営業コンサルタント)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ■財務会計と管理会計の収益構造の相違点 財務会計でも管理会計においても「入り口である売上高」と「出口である営業利益」は一緒です。 その理由は、管理会計が内部報告で自由とはいいながらも、実際の結果である財務会計=決算書と、売上なり利益額が変わっていると意味がありません。一社に二つの利益が存在することは混乱をまねきます。 両者の一番の...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
資産運用 日本のETFの選び方(日本株指数)について
我々日本の投資家とって、生活の根源は日本ですし、外国市場のETFを外貨で購入されていても、将来日本で使用するために購入するのですから、円貨への交換が必要になります。 従い、資産配分方針で決定した日本株式への配分比にあわせ、国内株を対象とするETF銘柄の中からお選びになることになります。 ★日本で一般投資家を対象としている証券会社全てで上記の銘柄が購入できます。 この点が、通常の投資信託とは大き...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ★ドラッカー博士は、「コスト削減においてはまず、最大のコストに集中すべし」と述べています。、たいていの会社の二大コストと言えば、仕入(売上原価)及び外注費などの変動費であり、さらに人件費ではないでしょうか? 図表 企業会計における二大コスト 費目 区分 概要 仕入 (売上原価) 変動費 小売業、製造業などではかな...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
資産運用 日本に上場しているETF(上場投資信託)の種類と銘柄数
前回 資産運用でのETFの有利さをご紹介しました。今回は日本の株式市場に上場されているETFとその特長、購入に関するポイントをご紹介します。 ETFとはExchange Traded Fundsの略ですから、株式取引所に上場されている投資信託で世界の証券主要株式取引所に上場されています。 最も上場数が多いのはニューヨークARCA証券取引所です。 日本では東京証券取引所にETF107銘柄とETN...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ■管理会計による原価改善の勧め 財務会計では、“全部原価計算”方式で製造原価が計算されます。ここで、全部原価計算という意味は、原価計算において、材料費・労務費・製造経費という「原価の三要素」を合計で計算するということなのです。 原価の三要素=材料費+労務費+製造経費 この全部原価計算のデメリットとは、「材料費という変動費」と「労務費及び製...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
ETFとインデックス・ファンドの違い・コスト編
ETFとインデックス・ファンド及びアクティブ・ファンドの違いの大きなものに、コストの違いがあります。 ご存じのとおり、一般的には、買付手数料と信託報酬はアクティブ・ファンドよりインデックスファンドが低いレベルに成ります。それ以上にETFは有利なけーすが多いので、資産形成の一番にETFを選択することが、コスト面で優位になります。 ・信託報酬について ETFの売買手数料とは株式に準じます。また、表...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
【過去の★5つシリーズ】経営パワーの危機―会社再建の企業変革ド…
こんにちは。 質問×仮説型営業コンサル@竹内です。 以前読んだ★5つの書評をご紹介します。 では本日はこちら↓ 経営パワーの危機―会社再建の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) 三枝 匡 変革をリードする経営パワーを持つ人材が枯渇している。倒産寸前の会社に若き戦略型リーダーが舞い降りて、ついに成長企業に蘇らせる!実話に基づく迫真のケース。前著『戦略プロ...(続きを読む)
- 竹内 慎也
- (営業コンサルタント)
投資 基礎知識 ETFと再投資について
再投資について 取引方法のなかで、現状日本の証券会社が扱う国内外のETFの分配金は 全て払い出されるためファンドで可能な再投資が出来ません。 通常、当該ETFが保有する株式等から得られるインカムゲインは、信託報酬等の経費を引いたのちの余剰が分配金として払いだされます。 私はこのことがETFの最大の弱点と考えています。 再投資は複利で運用という効率的な手法ですので、長期投資では重要なポイント...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
ETF(上場投資信託)とインデックス・ファンドの違い・購入方法編
資産運用⑫では、ポートフォリオに組む商品として、インデックス・ファンドをご紹介しました。 今回はインデックス・ファンドと同じく、指数などに連動する投資信託としてETFをご紹介します。 ETFとはExchange Traded Fundsの略で、東京証券取引所などの株式市場に株式コードをつけて上場している投資信託の総称です。 その価格は、株価指数(TOPIXや日経平均)、金などの商品価格や商品指...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
投資 基礎知識 インデックス・ファンドの選び方再録
投資信託の中で、選ぶならば、インデックス・ファンドが有利であることを⑪でご紹介しました。では、インデックス・ファンドであればどれでも良いのでしょうか。 ここでも選択のポイントがあります。 選ぶポイントのひとつは、インデックス・ファンドの購入・保有に関するコストです。 ファンド=投資信託のコストは 買付手数料+信託報酬×保有年数+信託財産留保額で表されます これらは全て%で表されますので、フ...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
インデックス・ファンドはコストの安さで有利な選択です。
資産運用の基礎で、投資に対するコストの重要性を述べています。今後も投資コストにはこだわり続けたいと考えています。 ところで、インデックス・ファンドは、市場の指数に連動するようにファンドを市場と同じ比率で原資産(株式など)を組み込めば良いので、個別銘柄の調査の必要性も無く、原則運用による売買も発生しませんから、運用経費が抑えられています。 筆者が得ているイボットソン・ジャパン社のデーでは2007...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
投資 基礎知識 運用成績に大きなインパクトはコストです。
長期の資産運用をお考えの場合には、購入~保有~売却までのコストが重要です。 ご自分が商品を販売するケースをお考えください、出来るだけ、ご自分の利益が上がる商品をお客様にお勧めすると思います。従って売り手が薦めるものは、買い手にはコストの高いものに成ります。従って、相手が勧めない、商品の中から有利なものを探す必要があります。 よく、成績がよければコストが高くても良いのでは、といわれる方が多いので...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ★業務的意思決定 原価計算のメリットは、社内生産活動の改善の目安となるだけでなく、同じ製品や工程を社内で実施するか?協力会社に外注依頼するか?などの「意思決定」の判断にも使えることです。 納期的に厳しく社内で対応できないが、せっかくの注文を断るのはもったいない?など、受注選択や、内製化と外注化ではどちらにメリットがあるか?という問題に対しても原...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 ポートフォリオ作りは投資信託を利用しよう
コラムで、資産配分(アセット・アロケーション)を決定して、投資に臨まれるようお勧めしました。 では、夫々の資産クラスのポートフォリオはどのように選べば、良いのでしょうか。 今回、その簡単な商品選びをご説明いたします リスクとリターンのコラムで、個別リスクはゼロに近づけることが出来るが、市場リスクは残ってしまうと説明いたしました。 また、資産クラスの分散投資でリスクを低めることをお勧めしました...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
投資 資産配分アセット・アローケーションのお手本があります
皆様は意識していなくても、資産配分をされています まず、預貯金をお持ちです。持ち家の方は、不動産にも投資されています (日本人の持つ資産の60%以上が不動産です)。 株や債券は持っていないといわれる方も、国民年金、厚生年金、共済年金等各種年金に加入されている場合には、間接的に5資産に投資しています。 貴金属を保有されていらっしゃいませんか? その方は商品(オルタナティブ)という資産クラスに投...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ★部門損益管理 社内には、営業部門や購買部門、生産部門など、多くの部門(工程=業務プロセス)があります。「部門損益管理」とは、それらの各部門ごとの収益性を考える手法です。計算は「各部門の配賦付加価値(利益)-部門経費=部門損益」です。 まず、各部門に直接関連する人件費や経費などはその部門の負担とします。共通経費などは、ある基準(配賦基準)を...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 資産配分(アセット・アロケーション)とは?
日本に本店のある銀行の定期預金は、元本1,000万円とその利子が預金保険制度で保証されていますが、低リターンです。 また、日本の債券のうち個人向け国債も元本が保証されていますが、現時点での利率はやはり低いものになります。 そこで期待リターンを上げるには国内株式と外国株式への投資が欠かせません。 此処での注意点は、外国債券のリターンは為替の影響で、長期的にはかなり低いものになります。 イボットソ...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ★利益管理 現在は「多品種小口生産・多頻度小口配送」といって、特にコンビニエンスストアなどでは、単一アイテムの製品を大量に仕入れることが少なくなっています。消費者の嗜好は常に変化しています。つまりこれらの多様な製品の組み合わせで、利益を確保しなければなりません。個別製品の損益を把握して、その組み合わせを最適化する“マーケティングミックス”という考え方を...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資は資産配分(アセット・アロケーション)を決めてから
資産運用を行う前にご自分のリスク許容度と期待するリターン(収益率)に基づく資産配分(アセット・アロケーション)方針の決定をお勧めします。 もし、ご自分で決定することに不安があるのでしたら、金融商品(貯蓄性保険、株式、債券、不動産等)を販売しない(コミッション・オンリー)のFP又は投資アドバイザーへのご相談をお勧めします。 投資対象とする資産は、1.定期預等の預貯金、2.日本国債、電力債などの国...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
在庫と利益との関係を正しく理解する
会社の病気を治すホリコンです。 たまに経理専門のヒトや経営コンサルタント(お前もf^_^;)という方と話をしていて心配になる会計上の論点に、 「期末在庫が増えると利益が増える。つまり在庫を減らすと利益が減るので、利益を出すために在庫は減らしてはいけない」 というのがあります。 製品在庫や仕掛品在庫は、材料費や労務費、製造経費を使って生産したけどまだ売れていない「モノ」だから、会計上は原価では...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 時間分散としてドルコスト平均法は有効か
前回と前々回の基礎知識で銘柄の分散と国や市場の分散をお勧めしてきました。 次にお勧めするのは、時間の分散です。ただし、これは必ずしもリターンに繋がるものではありません。 効率的市場仮説では、明日の価格はランダムで予測不能とされています。また、効率的な市場では無い事例・アノマリーや、人は感情に左右されるため、歪みが生じることが報告されています。とはいえ、我々一般投資家が、それら市場の歪みをキャッ...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ★期間損益計算 企業の業績が良く、資金繰りに苦労しなければ、年次決算において「売上-費用=利益」という総合的な結果集計でよいのかもしれません。 しかし、現在のようにデフレが長期化する経済状況では、モノが売れにくくなっており、個別製品・サービス毎に、売上・利益目標を設定し、常に計画と実績の対比をチェックしなければ、売上減少→利益減少という状況にな...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 リスクを下げるための国や地域の分散
資産運用の基礎⑬で銘柄の分散をお勧めしました。次にお勧めしたいのが、国や地域の分散です。 日本だけに投資する場合には、日本国というカントリーリスクがあります。また、例を日本株の日経平均を考えますと、この二十年未だに日本はバブル期の最高値を超えておりません。その間、米国株式や中国株式等々様々な国の株式市場は株価が上昇しています。 また、債券も日本国債の利回りはとても低く、それに比べ米国やドイツな...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
投資 基礎知識 リスクを下げるには分散投資が有効
期待リターンとリスクの関係で需要なのは、損失をコントロールする為に、リスクを下げることです。リスクを低減する方法として、資産、銘柄、時間の分散をお勧めしています。 例えば、日本株式を検討される場合には、東京証券取引所1部の個別銘柄を少数保有される場合と、十分に相関を考慮した分散で多数の銘柄を保有されている場合を比べると、後者のリスクが小さくなります。図に示しているように、1銘柄、2銘柄と順次多数...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
資産運用 主要株価指数と為替換算で見る2011年の成果
新しい年を迎え、お喜び申し上げます。昨年の資産運用は如何でしたでしょうか。 毎日のように、NYダウがいくらになった、香港市場は上がった、下がったというニュースが流れますが、それらはドル表示、香港ドル表示での騰落で、日本に居て円で暮らす我々に関係する数値は、それらの指数と為替変動を掛け合わせた数値です。 掲載した表は、海外にいる方が、日本株を購入すると、現地通貨ではどのように変わるのか、日本の方...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
コストマネジメントの実務
会社の病気を治すホリコンです。 ■原価計算の目的の整理 「正しい原価」を把握することによって、製品やサービスごとにそれぞれに利益が出ているか?あるいは赤字なのか?という損益判断や、ある製品やサービスに対して値引き要求を受けたときの対応など、販売(価格)政策に利用できるというというメリットが一般的に定義されている原価計算の特徴です。 これらを含めて目的と活用法を整理し...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 リスクと標準偏差について
金融商品の期待リターンとリスクを表す際に、リスク≒標準偏差と表現することがあります。これは、団塊世代の方は昔聞いたことのある、入試の際に良く使用した標準偏差のことです。 X軸にリターン、Y軸に発生した件数を年度ごとプロットしますと、中央が高く裾に成れば件数が少ない【釣鐘型】のグラフに成ります。グラフの最も高い部分が中心点で、ここが算術平均の平均点です。 そして、この算術平均を中心に、毎年のリタ...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
マイファンド12月レポート -1.3%の下落 年初来で-10.1%下落
本年度は、3.11以降の日本株の下落、夏以降は欧州の債務問題から金融危機への発展で、振るわない年に成りました。ベンチマークとの対比は来月15日ごろに成ります。 当月の成果は-1.3%の下落です。欧州の債務危機の影響で、新興国、そして日本株の下落の影響です。その中で、米国の株価は堅調で上昇、欧州も上昇しています。2011年は初来で-10.1%の下落です。特に、新興国株式と日本株の下落が大きく影響...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
消費税率のアップは雇用情勢を悪化させる!?
会社の病気を治すホリコンです。 あいかわらず、おバカな政治家や官僚たちは、まことに安易な消費税の税率アップを規定路線にしょうとしているようです。 特にサービス業などは人件費割合が高く、税込み表示(これも官僚の悪の戦略)が定着しているので、価格転嫁しにくいですね。 たとえばサービス業で、仕入し、人件費とそのた物件費のみの単純モデルで考えると 現在 売上 31,500千円...(続きを読む)
- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- (経営コンサルタント)
投資 基礎知識 リターンとリスクの関係ゴルフに例えると
リスクとリターンの関係を、ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンと言いますが、変わり易くするために、ゴルフの例でたとえますと、図に示しました通り、ドライバーは「ぶれる」可能性が大きい(リスクは大きい)代わりに、飛距離は長く(リターンが高い)なります。 一方9番アイアンは「ぶれる」幅は小さい(リスクは小さい)のですが、飛距離も短く(リターンは低い)なります。 ゴルフ場では、グリーンに向...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
投資 基礎知識 資産運用の「リターン」を考える
資産運用・投資で使う『リターン』とは運用の結果として得る収益の事ですが、プラスの場合に使うのは勿論のこと、マイナスの場合、損失が出ている際にも使います。 従いまして、プラスとマイナスのリターンが発生します。 例えば、100万円を投資して、1年目は10万円の利益が上がった場合、リターンは10万円で率にするとプラス10%です。翌年、その110万円の運用を継続して11万円の損失を生じた場合にはリターン...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
資産運用 外国債券の利回りはコストの点検をお勧めします。
外国債券を購入される際には、コストという観点からの検討が必要です。 その中でも、為替手数料が大きな負担になります。購入の際に日本円で当該通貨を購入する必要があります。また償還時には当該通貨から日本円に戻す必要もあります。この往復の手数料が大きなものとなっています(証券会社等の利益です)。 為替手数料のほかに様々なコストが付加されていますが、一般投資家には購入価格に含まれているため、市場で購入す...(続きを読む)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
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