新刊『行動格差の時代』
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みなさん、こんにちは。
キャリアカウンセラーの高田裕子です。
今日は、書籍のご紹介です。
5/10、『行動格差の時代』(幻冬舎)が発売されました。
CBCの主任講師で、早稲田大学ビジネススクール教授、
そして(株)ローランド・ベルガー会長の遠藤功先生と、
(株)ドリーム・アーツ代表取締役社長 山本孝昭氏の共著です。
山本社長には、昨年CBCの講座「経営者から学ぶ企業変革講座」で
講師をしていただきました。
両氏の共著書は、『「IT断食」のすすめ』(日本経済新聞出版社)に続いて2冊目。
以前ご紹介した記事(2011/11/9)は、こちらから。
私たちの生活は本当に便利なモノとコトに囲まれており、
「知識」や「情報」は、インターネットで、世界中のどこにいても、
誰にでも手に入れられる時代。
「知識」や「情報」では差が付かず、
格差がつくのは、どれだけ「行動」したかにかかっている。
行動するときに頼りになる「8つの力」について、
遠藤先生と山本社長の体験談を交えてまとめてあります。
遠藤先生が三菱電機のサラリーマン時代や、コンサルタントになりたてのとき、
山本社長の長く落ち込んだインテル時代、起業した当時の出来事など、
今のお二人からは想像もできない出来事や経験談の数々!!
非常に興味深く読みました。
ネガティブをポジティブにへ「変換」する力を磨け
「行動」したからといって、そう簡単には成功は手に入らない。
「行動」は挫折と同義語。行動を起こし、何かに挑戦すれば、挫折はつきもの。
挫折すればネガティブなことが必ず起きる。失敗したり、落ち込んだり、
迷ったり、フラレたり・・。
著書曰く、このネガティブなことが大切なのだ、と。
苦しみながらもネガティブなことをポジティブなことへと反転させ、
「変換」することによって、人間は成長する。
挫折への耐性を高めなければ、成功は手に入らない、と。
遠藤先生も山本社長もこれまでの人生において、
数多くのネガティブなことを経験してきたが、
それらを意識的にポジティブなものへと
「変換」することによって、力を付けてきた、と。
お二人の経験談を見ると、それがよくわかる。
「行動」することの大切さ、
自分の意志で「行動」し、直接経験すること。
「行動」することでしか得られないことがあること。
挫折を恐れてはいけない。自分を信じ、挑戦し、動くこと。
あらためて感じました。
第1章 行動し、挫折するから強くなる!
第2章 挫折を活かす「8つの力」
〇 捨てる力
〇 迷う力
〇 忘れる力
〇 フラレる力
〇 知らない力
〇 怒る力
〇 失敗する力
〇 落ち込む力
第3章 行動するときが来た
『行動格差の時代』(幻冬舎)、ぜひお読みください!