吉野 裕一
ヨシノ ユウイチ生命保険等の加入について
マネー 保険設計・保険見直し 2022/02/24 01:29お世話になります。住宅購入、第一子誕生が重なり、保険の加入についてできるだけ詳しくアドバイスいただきたいです。FPの無料相談も利用しましたが、他の意見も参考にしたくて質問しました。
夫:会社員(39歳) 年収手取り300万
妻:教員(38歳) 年収手取り520万(育休中)
・住宅ローン
借入金額4500万 ペアローン(2分の1ずつ)
返済35年 金利0.68 月額12.2万ボーナス払いなし
団信保険は夫のみ(払済)
・現在の保険
1.職場グループ保険
死亡保障600万(年金受け取り10.1万×5年)
医療保険 入院日額5000円他
保険料月額3000円
→継続予定。死亡保障を上げると今後掛け金が増加するので他の収入保障保険でカバーしたい。
2.共済
死亡100万 入院日額5000円 女性特約
保険料月額2000円
→妊娠中に入ったが、解約してもいいと思う。
(夫 生命保険15000円/月 終身、医療、がん込み)
Q.子供の教育資金について
・学資保険15年払込満期金300万と、終身保険(保険金300万15年払込、月約13000円)はどちらで貯めた方がいいか。FPからは終身保険が適当だとアドバイス。
Q.収入保障保険について
・妻に団信がないので、月額約3500円(掛け捨て)、団信がないので掛けるつもりだが、適切か。
Q.変額保険について
・住宅ローンの繰上げ返済用に資金を運用して増やすつもりで、変額積立保険(米ドル建て、定期部分と変額部分の組み合わせ有)をFPより紹介された。250万の余剰資金で運用してもいいかと思ったが、現在預貯金1100万(投信積立100万含む)であり、育休中ということもあり、辞めた方がいいのでは…と悩んでいる。保険を掛けずに繰上げ返済を早くした方がいいのではないか、とも思う。現在の預貯金とのバランス、変額保険のメリットとデメリットも含め、率直な意見を聞きたい。
質問がまとまらず申し訳ないですが、ご助言よろしくお願いします。
てんそうじさん ( 千葉県 / 女性 / 38歳 )
教育資金や繰り上げ返済を考える運用は保険以外で
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てんそうじ様
ご質問ありがとうございます
FP事務所MoneySmithの吉野と申します。
ご提案内容を拝見させていただいて、FPとして総括的にご提案される内容ではなく、保険営業の提案内容になっているように思います。
現在の保険商品では超低金利により、運用には向いておりません。今後の教育費や物価の上昇を考えると投資信託などの金融商品で資産運用を考えられると良いと思います。現在はNISAという一定の投資額に対して運用益が非課税になる制度もあります。
繰り上げ返済に対しても変額保険で外貨建ての保険を提案されておられますが、外貨建て保険では市場価格調整という、解約などをするときにその時の市場金利の状況で解約返戻金が少なくなることもありますし、為替変動によっては円高となり、払込保険料を下回る可能性もあることを考えておかなくてはいけません。
現在の貯蓄で投信宅を行われておられるのであれば、リスクに対してもご理解されているのではないでしょうか
現在の低金利の住宅ローンを繰り上げ返済を行うよりも運用に回しておく方が実質の繰り上げ返済になる可能性もあります。
今後のライフプランに対して、総括的に判断されたいのであれば、無料相談ではなく有料相談で総括的にプランニングを行うFPへ相談しましょう
無料相談では商品ありきの提案になっている可能性があります
評価・お礼
てんそうじ さん
2022/02/24 08:06迅速な回答ありがとうございます。FPは最初にライフプランのシミュレーションがあり、その後教育資金作りとして保険の提案がありました。変額積立保険は初めて聞き運用も魅力的だと思いましたが、ドル建てで手数料が高くで心配がありました。ご指摘通り、リスクやこれからの生活をよく考えたいと思います。確かに投資信託の方が手数料も安く、ファンドにお任せしてるので長期投資により若干増えそうな気がします。説得力のあるFPだったので、契約しそうになりましたが、リスクをよく考えなきゃですね。万が一の保険として収入保障保険、教育資金としての終身保険はどうでしょうか。家計のためには助かるので使おうかと思っています。
吉野 裕一
2022/02/24 08:23
てんそうじ様
高評価を頂きありがとうございます
保険営業でもライフプランシミュレーションを行って問題点を見つけ出していますが、商品を売るのが目的となっています。
万が一のときの収入保障保険は良いと思います。
共稼ぎで、てんそうじ様の収入が多く、住宅ローン返済に必要な収入源になっていると思いますので、保険で担保しておくことは大切だと思います。
教育費として終身保険は、今は学資保険などを売る商品が無くなったので、教育費のためとして他の商品をあてがっているだけです。
教育費は今から18年という長期で運用が可能ですので、積立投信が有効だと思います。
教育費として積立投信を行う時の万が一のときの説明もされたと思いますが、万が一のときの積立額も収入保障保険で担保されておけば、困ることはないと思います。