飯田 裕
イイダ ユタカグループ
コラム一覧
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<医学博士が解説>むし歯の放置で敗血症に?!全身にバイ菌が広がる恐い話
<今回のコラムの要点> 深くなった大きな虫歯・・・歯医者が苦手だからと放置してしまい、運が悪いとどんな状態になるのかご存知でしょうか? たかが虫歯で命を落とす・・・現実に起こりうる最悪のシナリオついて解説させていただきます。 虫歯の痛みを放置して歯の中に細菌が侵入。歯の内部に感染が広がり、根の周囲の顎(あご)の骨の中に化膿した病巣が拡大。 そこから血液を介して全身...(続きを読む)
<歯科医師が解説>TVで話題の「食後すぐに歯みがき」ホントにはダメなのか?
1.誰が言ったか知らないが・・・食後にすぐ歯みがきは良くないってホント? 近頃、患者さんから「食後すぐに歯を磨くのはいけないんでしょうか?」ってよく質問されるのですが、結論から申し上げるとこれはある意味でウソです。難しく考えずに「とにかく歯をよく磨きキレイにすること!」これが重要なんです。 多くの患者さんからこうした質問がくるのは、どうもテレビ番組の影響のよう...(続きを読む)
<医学博士が解説>セレブの常識?!オイルプリングに医学的根拠はありません
1.モデルの道端ジェシカさんも実践?!ココナッツオイルでうがいが流行中? 今、メディアで連日のように話題になっている「オイルプリング」って皆さんご存知ですか? そうです…ココナッツオイルでクチュクチュうがいをすると、健康にイイとか言う…アレです。 元はインドの自然療法である「アーユルベーダ」の健康法のひとつだとか…私もよくは存じませんが、なんでも「口の中...(続きを読む)
<歯科医が教える歯みがきのコツ>初めての歯みがき・・・幼児の歯みがきはどうする?
1.乳歯が生えてきたら歯磨き(歯みがき)の習慣づけを 乳歯が出てきたら歯みがきを始めます。 初めのうちは、あお向けに寝かせ頭を保護者のひざの上にのせるスタイルで始めると良いかと思います。この姿勢だと保護者も口の中を観察し易く、磨きやすいと思います。 また、いきなり歯ブラシは使わず、ガーゼや綿棒などで軽く清拭してあげる程度でならしていきましょう。 口の中を...(続きを読む)
<専門医が解説>インプラントが歯周病に?!インプラントを長持ちさせるコツ
インプラント治療には、入れ歯やブリッジにはない長所が沢山あります。 例えば、 ①違和感が少なく使い心地の良い ②他の歯に負担をかけずに硬い食べ物が噛める ③入れ歯やブリッジと比べて長持ちする ④ブリッジより清掃し易い などです。 インプラント自体はかなりの強度があり、骨に埋め込んだインプラントが一度ちゃんと骨と結合すれば、硬いお肉などを噛んでも問題ありま...(続きを読む)
<医学博士が口腔外科疾患を解説>食事の前にアゴの下がキュンと痛む…唾石症って何?
1.唾液はどこで作られる?唾液腺と唾石症とは? 顎(あご)の周囲には唾液腺と呼ばれる唾液(つば)を作る組織が存在します。 大きな唾液腺として、図のごとく左右に対を為して耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。これらの唾液腺から口の中に唾液を排出する管(導管)が伸びているのですが、この管や唾液腺の内部に石(唾石)が出来て詰まってしまった状態が唾石症(だせきしょう)です。 ...(続きを読む)
<歯科医師・ICDが監修>歯科衛生士・歯科助手を守るための感染予防対策を!
1.診療器具・器材を滅菌するのは当たり前。そこで働くスタッフの安全性は・・・ 歯科診療所の感染防御対策については、主に患者さんの安全性を守るための器具の滅菌など、すなわち肝炎ウィルスやHIVに対する感染防御がしばしば話題になります。 また、院内の清潔環境を患者さんへアピールする意味で、診療室内の消毒体制の充実、医療用空気清浄機や水道水の浄水設備の設置などが注目を集めることも...(続きを読む)
歯科医師から見た2型糖尿病と歯周病の関係性
1.増加する糖尿病、もはや他人事ではありません 日本糖尿病学会によると、我が国の糖尿病患者数はじわじわ増加しており、現在なんと約890万人と推定されています。今から15年前、私が学生時代の教科書には、「推計450万人」と記載されていましたから、15年ほどで2倍近くまで増加したことになります。予備群を合わせて約2,210万人と言われていますから、統計の取り方にもよるのでしょうが、かなり増加...(続きを読む)
<医学博士が解説>口が渇く・・・ドライマウス(口腔乾燥症)が増加中!
1. ドライマウス(口腔乾燥症)をご存知ですか? ドライマウス(口腔乾燥症)とは、唾液の分泌量が低下して口が乾いた状態や、(唾液が出ていても)乾燥している感じがする自覚症状を言います。 後者の「乾燥感」は病気ではありませんが、最近はドライマウスが増加していると考えられており、テレビや雑誌などでも取り上げられる機会が増え、ご存知の方もおられるかもしれません。 実際に私...(続きを読む)
<マタニティーのための健康知識>妊娠中は口の中の環境が悪化?!出産で歯がボロボロに?
<このコラムの要点> 昔は「子供を1人産むと、歯が1本無くなる」とか言ったそうですが、今月、東京医科歯科大学の研究者グループが「出産を重ねた女性ほど歯を失っている」という疫学調査の結果を発表しました。妊娠中は身体のさまざまな部分に負担や変調をもたらしますが、ホルモンバランスの変化などにより、歯周病や虫歯になりやすく進行しやすい状態になります。 ※本コラムの要旨は2014年4月23...(続きを読む)
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