間口が狭い家の耐力壁
住宅・不動産 住宅設計・構造 2016/09/07 20:58現在新築を検討していますが、長期優良住宅の認定された3階建てを計画中です
ただ、古い町並みで隣地と隣接してる(柱は独立)住宅地で、土地の間口が3.6mと狭く、縦長の土地に建築となります
間取りを考えていた際に、建物の縦のラインには壁をいくらでも取ることができますが、仕切り壁が1~3階までバラバラになりそうです
仕切り壁をそろえて耐力壁にすることは聞いているのですが、建物の間口が3m、奥行きが16.5mのような家でも、横むきの仕切り壁を合わせないと厳しいでしょうか…?
補足
2016/09/08 13:17回答ありがとうございました
金沢では非常に小さな家ですが、私たちのためなので、頑張って進めていきたいと思います
解決方法があることで、少し気持ちが前に進めました
ーNico-さん ( 石川県 / 女性 / 44歳 )
フラット35S 長期優良住宅では
- ( 5 .0)
フラット35Sの耐久性・可変性に関する基準(長期優良住宅)の仕様において、木造3階建ては確かに集合住宅のような仕切り壁が上下階揃っていた方が計算は簡単で安定もすると思います。
個人住宅ではそうはいきませんので、耐力壁計算において腰壁や垂れ壁も準耐力壁として加算されるような開口部を外周部につくることと、16.5mの中央辺りに1~3階共通の構造ラインを持ってくるなど、構造計算を併用しながらのゾーニングがポイントになると思います。
木造3階建てにおける耐火・準耐火仕様で高くつく費用も考えると、構造体を鉄骨造にする案も一つではないでしょうか。
鉄骨造でしたら仕切り壁の構造ラインに神経質になることなくゾーニングもできると思います。
石川県で古い街並みということで、外装の仕上げ指定など街並み条例の有無も影響してきますね。
ご参考まで。
評価・お礼
ーNico- さん
2016/09/08 13:13
早急な回答ありがとうございます!
長期優良住宅で木造建築 という縛りが、金沢のまちなか政策?条例?でありまして…
外観の仕上げから、瓦から、指定が多く、かといって自分たちのわがままも採用したくて困っていました。
絶対ではないですが、隣地との境界も開けてはいけない というムードなので(長屋みたいなものを売りにしている観光地なので)押し壁工法で建築することになるらしいです
そんな中でなかなかプランが固まらず、自分でも検討してみているところでした
本当にありがとうございました