アルミサッシ窓の面格子の振動(共振)
住宅・不動産 住宅・不動産トラブル 2015/04/09 23:592階建て一軒家の新築途中(完成間近)です。
西側に15m程の駐車場を挟んで南北に長いマンションが建っています。
マンション・駐車場の土地が高く、当方の2階フロア高さ近くになるため、防犯上、2階西側の窓を面格子付きにしました。
北側の窓もブロック塀が高いため面格子付きにしました。
そこで相談です。
ある日、2階西側の面格子のある窓のところに立っていると、
時々、“ブォーン”と言ったような振動を感じる異音(振動と音が共にだんだん強くなってだんだん弱くなって消える)がしました。
振動音、共振音と言うのでしょうか。その時は何度も規則性が無く不定期に生じました。
風が強くなった時に生じているように思われました。
1階にいても2階にいるとき程ではありませんが振動音がわかりました。
工事中の大工さんにも見てもらいましたところ、面格子ではないかと言われました。
窓を開けて面格子を触ると振動が感じられました。
風による共振音のように思われます。(カルマン渦による共振?)
他の面格子はチェックしていませんが、風が相手ですので タイミングが合わないと「これです」と言えないのが辛い所です。
その後、時々建築中の家に行きますが、あの時の共振音には遭遇できていません。
窓メーカーの営業担当者には建築会社を通じて、この現象を人工的に再現した上で対策をするよう要求しています。
窓メーカーには見るのは良いが、触ってはいけない(ねじを増し締めしてはいけない)と言っておきましたので、
今後、作業者伴い現状を点検させて欲しいと言われています(ねじの緩みや施工の点検)。
「ねじが緩んでいたから締めました。これで大丈夫」と言われても、「そうですか」とは言えません。
現象を人工的に再現できなければ効果の確認方法がわかりません。
建築業者にはこの問題が解決するまで残金の支払いはストップすると言っています。
このままで引き渡されても住むことができないくらいの ビックリする振動音 でした。
引渡しを受けて住み始めてから分かるよりは良かったのですが・・・困りました。
窓メーカーはこの現象を人工的に再現できるでしょうか?
窓メーカーは対策してくれるでしょうか?
それとも、建物の構造的欠陥でしょうか?
同様の映像や音が入手できないでしょうか?
今後、私はどのように対応すれば良いのでしょうか?
補足
2015/04/13 18:24木造2階建ての2階の窓です。
4/11(土)に面格子の振動音が再び確認できました。天気が良く穏やかな日で、強風でもなく心地よい程度の風でした。
窓メーカーの営業担当者は共振・共鳴することは知識として知っているがどのような音・振動があるのか知らないようです。社内にもそのような映像・音が無いと言っていますが本当でしょうか?
インターネットでも色々と探しましたが映像・音を見つけることができませんでした。
第三者に説明するにも "これ” と言えるものが無く、その振動音の程度が理解してもらえず困っています。格子の共振・共鳴に類する映像・音のデータがあれば教えてください。
また、窓メーカーは共振が発生した場合の対処方法などを用意していないものでしょうか。
ななはちさん ( 奈良県 / 男性 / 55歳 )
天候に左右される不具合
- ( 4 .0)
はじめまして
天候に左右される住宅の不具合は、施工業者さんに説明しづらくてストレスが溜まりますね。
立地状況から察するに、通常の風よりも強くなるビル風の通り道が運悪く2階西側の面格子付近にあるのかもしれませんね。
既製品の縦面格子では強風時、確かに風切り音がするケースもありますが、ななはちさんの2階西側の面格子は本体自体も強風で振動している推測は当たっているように思えます。
窓の大きさ(面格子の大きさ)が分かりませんが画像のような「縦面格子」の上下の長さが長いほど棒状のアルミ部分は振動でぶれるわけですから、他の画像のようなクロス状のもので私なら今後の対策として試してみたくなります。
1本1本の桟がクロス状になると「面」で支えることになるので、1本のビビリ音は解消されると思うのですが・・
風切り音はどうしてもすると思いますが、共振による低周波が家の中に伝わると、襲われるような恐怖心を抱くのは当然ですので、早めに対処してもらえるといいですね。
先の先生が仰るように、2階の直接侵入しづらい場所でしたら、防犯ガラスやシャッターで対応することも最悪はお考えになられてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
やすらぎ介護福祉設計 斉藤
評価・お礼
ななはち さん
2015/04/21 00:19
斉藤様 回答ありがとうございます。参考になりました。
先日、窓メーカー営業担当者、建築現場担当者と三者で対策を相談しました。
窓メーカーから作業者が製品に不具合が無いか、ねじの緩みが無いか確認しに来てくれましたが異常はありませんでした。
建築業者の施工不備もなさそうです。
従って、商品にも施工にも異常はないため、風の影響により面格子が共振していると判断しました。
縦面格子の上下の長さが1.1mあります。面格子としては長い部類かもしれません。
ギターの弦を弾くように縦格子を指で弾くと共振時とよく似た音・振動を再現できました。
建築現場担当者には以前、共振音を確認(遭遇)してもらっています。
窓メーカー営業担当者は共振音がどのようなものか聞いたことが無く感覚的には分からないようです。
窓メーカーとしては「自然環境による問題で商品の不具合ではないので対応しない」(切り捨てる)との見解だそうです。
と言っても、窓メーカーの営業担当者は、このまま放置する訳にいかないので現場判断で対策を講じると言ってくれました。
(引渡し前で、建築業者を巻き込んで話をできたのが良かったと思います。)
対策案は、縦格子の上下中間部に横桟を追加するというものです。
私も固有振動数を変える改造が有効だと考えていましたので同意しました。
追加の横桟は1本では心配なので、見栄えは無視して上下を3等分するように2本追加することにしました(費用負担なし)。
1年住んでみないと効果の程は分かりませんが、この対策でも問題が残るようであれば、
縦面格子をクロス状の格子にするか防犯ガラスやシャッターを考えたいと思います。