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骨粗鬆症と耐震診断
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最近、火山の噴火兆候だとか東日本大震災後の余震だとか、何かと自然災害が気になりますね。
公共施設の耐震改修化は進められているものの、一般住宅においては耐震工事はもとより耐震診断すら行ってないご家庭が多いのが現状です。
耐震診断や耐震改修工事は自治体で費用の一部を助成している地域が多いので、心配な方は建築指導課などに問い合わせてみては如何でしょうか。
私自身も「さいたま市耐震診断士」として登録しており、地元の草加市でも診断士リストに挙げていただいております。
耐震診断・改修工事は骨粗しょう症に例えると分かりやすいと思います。
骨粗しょう症のかたは、ケガ・骨折をしない限りは健常な生活が送れるので、骨を強化する意識になかなかなりずらいようです。
これは、倒壊するかもしれない家に住んでいながら、診断を受けずに暮らされている状態です。
骨を強化する薬・運動が出来なくても、どのように転倒したらどの様な骨折をして危険か知って対処すること
→耐震改修工事が出来なくても、耐震診断を受けて震災時に建物がどのように倒壊する恐れがあるから、どのように対処すべきか知ること
と一緒です。
家全体を耐震改修するには費用がかかりますので、最近は寝室のみをシェルター化して、深夜の震災時でも他は崩れても命は助かるようにする改修法が人気です。
人間が健康診断を受診するように、一度お住まいのチェックを今のうちに始めては如何でしょうか(^^)
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