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医療・健康情報 のコラム一覧
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生命の本質「動」と「静」 Part3
カラダにはさまざまなカオス的ゆらぎが存在します。 前回、脈拍のカオス的ゆらぎがあることをご紹介しました。今回は、カラダの重心変化にもカオス的ゆらぎがあるのをご紹介しましょう。 北海道大学教育学部の山田憲政准教授らが行った重心変化の実験があります。 被験者を直立させ、両腕を歩いているように振った状態と静止させた状態のカラダの重心変化を両足にかかる圧力の変化で測定を行いました。...(続きを読む)
生命の本質「動」と「静」 Part2
前回、カラダにはカオス的なゆらぎが存在することをご紹介しましたので、今回はその具体例をご紹介しましょう。 心臓は生きている人なら当たり前ですが脈を打っています。この心拍や脈のリズムは、一定のようで一定ではありません。「ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ」と言うリズムを分析してみると、カオス的ゆらぎが存在することが分かっています。 この脈拍のカオスは、成長の中でも変化をしています。新...(続きを読む)
生命の本質 「動」と「静」 Part1
前回のコラムで「ホメオスタシス」ついて簡単にご紹介しました。 そこでは、カラダを一定に保とうとする「ホメオスタシス」と言う機能が見えてきました。しかし近年、それと矛盾するかのような、一見不安定な状態、「ゆらぎ」があることが分かってきました。 さらに、この「ゆらぎ」は、複雑で不規則に見えますが、その根本には一定の法則が内在している「カオス」であることが分かってきました。 ...(続きを読む)
「ホメオスタシス」とは・・・そして新たな概念
ホメオスタシス(恒常性)という言葉を聞いたことがありますか? ホメオスタシスを簡単に説明すると、生体の内部や外部の環境因子の変化にかかわらず、生体の状態が一定に保たれるようにする機能のことです。 その機能に大きく関わるのが、自律神経系、免疫系、そして内分泌系です。 分かりやすい例は、体温調整があります。体温が上がれば、汗をかいたり皮膚血管を拡張させ、体温を下げようとします。逆に寒...(続きを読む)
精神障害が300万人突破・・・07年版白書
今日、2007年版「障害者白書」が発表されました。それによりますと、精神障害を持つ人の数は2005年に約303万人となり、2002年から約45万人増え、初めて300万人を超え、''疾患別では、そううつ病などの「気分(感情)障害」が増加し、33・3%で最も多いようです。'' 白書をまとめた内閣府は、「社会全体のストレス過多と、心療内科の増加などで医療機関を受診しやすくなったからではないか」...(続きを読む)
床上安静高齢者・・・筋合成率が30%減少
安静はカラダの機能を低下させることが、最近分かってきつつあります。 アーカンソー大学のWilliam J. Evans教授らは,高齢者の場合、長期療養が有意な筋量の低下につながるとJAMA(2007; 297: 1772-1774)に発表しました。 今回の研究では,試験前に中等度の活動的な生活をしていた健康人12例(平均年齢67歳)を10日間,床上安静させ,推奨用量の蛋白質(0...(続きを読む)
安静はからだにいいのか? 朝日新聞記事より
(↑上の記事はクリックで大きくなります) 日曜日に朝日新聞で、聖路加国際病院理事長の日野原重明先生の記事が目に入りました。 安静にしていることがよいとされていた常識の根拠はなく、近年ではじっとしている状態が、内臓や骨、筋肉、感覚器などにかえって悪影響を与え、消化器や泌尿器、生殖器系の器官の働きも規制され、便秘や浮腫を起こすことが分かってきたようです。 そのようなことから、カラダを...(続きを読む)
最新の喘息治療研究について 西洋医学の発想
最近、喘息治療に関してこんなニュースを知りました。 気道平滑筋を焼灼(しょうしゃく)すると言う、新しい喘息の治療法です。 ラジオ波を用いて過剰に増殖した気道の筋組織を焼灼(しょうしゃく)する新しい治療法で、喘息患者の呼吸を楽にし、症状および薬の使用を減少させるのに有効であることが、米医学誌「New England Journal ofMedicine」3月29日号で報告されまし...(続きを読む)
抗がん剤の「効く」の実態
「NPO法人 ガンの患者学研究所」で配布している小冊子に、抗がん剤に関して驚くべき内容が書いてありましたのでご紹介します。 私も知らなかったので、とても驚きました。 それは、抗がん剤を国が認可するときの基準の話です。 国が定める抗がん剤の認可基準が、有効率20%となっているそうです。これが意味するところは、逆に言うと、80%は効かなくても認可されるということなのです!...(続きを読む)
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