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カイロプラクティック - 頭・首・肩の問題 のコラム一覧
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頭痛のほとんどはCTやMRIでは分からない?
頭痛は、比較的ありふれた症状ですが、やはり頭に何か異常があるのではと思うと、一応病院で診てもらおうかと考えるでしょう。 近年、CTやMRIの普及とともにこれらの機械が活用され、「万能診断機」のように錯覚されてしまいますが、前回のコラムでもご説明しましたが、頭痛の大部分を占めるのは機能性頭痛です。 この機能性頭痛はCTやMRIの検査法ではまったく所見が得られず、診断の根拠にすることは残...(続きを読む)
頭痛について・・・日本の頭痛事情
頭痛は一般的によく知られた症状で、みなさんも一生のうちに少なくとも一度くらいは頭痛を経験したことがあるかと思います。 慢性的に頭痛を持っている人も結構いて、ある会社員と15歳以上のその家族の全員に行った総数2380名のアンケート調査によると、慢性頭痛は男性の23%、女性の48%にみられ、調査対象の37.5%もあったそうです。そのうち緊張型頭痛が78.4%、片頭痛が5.6%、群発頭痛が0....(続きを読む)
頭痛とカイロプラクティック 論文紹介
頭痛に関する質問をいくつか受けましたので、頭痛に関するカイロプラクティックの有効性を示す研究論文を一つご紹介しましょう。 この研究は、1995年、Patrick Boline DC,Kassem Kassak PhDらによってマニピュレーション学術誌「JMPT」に発表されました。 3ヶ月以上,一週間に1回の頭痛を有する緊張性頭痛の患者150人に対し、カイロプラクティック治療とア...(続きを読む)
胸郭出口症候群(TOS)とは Part5
前回、あらゆる外界・内界の変化に適応するためは揺らぎが必要で、その揺らぎを適応性(ホメオスタシス)と表現しました。 今回、この適応性(ホメオスタシス)が損なわれる本質的原因をご紹介します。 上の図に示すとおり、大きく5つのストレス的要素が絡んできます。肉体的ストレス、栄養的ストレス、生物的ストレス、環境的ストレス、そして精神的ストレスです。 どのストレスもカラダには影響を与...(続きを読む)
胸郭出口症候群(TOS)とは Part4
前回の続きです。 次は、機能的異常について説明していきましょう。 機能的異常とは、構造的異常と対比すると、静に対して動、点に対して線として捉えます。私たちの体はもちろん生きていますので、常に動き変化しています。レントゲンやその瞬間の姿勢を捉えて構造をみるのとは違い、動きの中での変化、適応性をみています。 この適応性とは、脳・神経系を中枢に、カラダのバランスをとる運動・感覚神...(続きを読む)
胸郭出口症候群(TOS)とは Part3
前回の続きで、 今回は胸郭出口症候群をカイロプラクティックの視点でご説明しましょう。 まず症状に関しては、 西洋医学的には圧迫的要因と説明していますが、カイロプラクティックでは機能的異常と言う観点からもみますので、機能的要因の両面が関係します。 まず、圧迫的要因に関して、動静脈の圧迫と神経の圧迫があり、症状から圧迫が影響しているかを推測することができます。 脈の拍...(続きを読む)
胸郭出口症候群(TOS)とは Part2
前回、「胸郭出口症候群(TOS)とは Part1」で、症状についてご紹介してきました。 今回は、西洋医学的な視点で見た症状のメカニズムと治療法をご紹介しましょう。 名前の由来になっている胸郭出口は、腕にいく神経や動静脈が筋骨格の間を走行しています。 この走行している神経や動静脈が骨、または筋肉によって圧迫を受けることにより症状が出ると考えられています。 上...(続きを読む)
胸郭出口症候群(TOS)とは Part1
胸郭出口症候群について最近質問を受けましたので、どんな疾患かを説明しましょう。 胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome=TOS)と言う名前の意味は、胸郭の出口(首へとつながる部分)で症状が起こるのでそう名づけられているようです。 まず症状の多くは、片側の腕のシビレやじりじりした感じ、痛みおよび感覚異常です。 ある調査では、患者の90%が...(続きを読む)
肩こり・・・神経系の機能を乱す本質的原因
前回のコラム「肩こり・・・筋肉を緊張させる神経」で筋肉を緊張させるのは神経系が機能異常を起こすことが起因しているとご説明しました。 今回は、「なぜ神経系の機能異常が起こるのか?」その本質的原因を説明していきます。 神経系の中枢は、もちろん脳です。私たちの脳は起きているときも、寝ているときも常にさまざまなことを思考しています。心理学的には、4%が顕在意識で、残り96%は潜在意識・...(続きを読む)
肩こり・・・筋肉を緊張させる神経
前回のコラム「肩こりは姿勢や体型が原因ではありません。」の続きです。 肩こりは、姿勢や体型が原因ではないと、前回説明しました。体を構造面だけ、または部分的に見ても、症状の本質的原因は見えてきません。 では、筋を緊張させている原因は何でしょう。 ここでキーになる器官に神経系があります。 筋肉は、筋肉だけでは働きません。筋肉の収縮・弛緩をコントロールしているのは、神経...(続きを読む)
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