山中 英司(カイロプラクター)- コラム「胸郭出口症候群(TOS)とは Part3」 - 専門家プロファイル

山中 英司
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

山中 英司

ヤマナカ エイシ
( カイロプラクター )
陽開カイロプラクティック 
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胸郭出口症候群(TOS)とは Part3

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カイロプラクティック 頭・首・肩の問題 2007-05-14 22:13
前回の続きで、 今回は胸郭出口症候群をカイロプラクティックの視点でご説明しましょう。

まず症状に関しては、 西洋医学的には圧迫的要因と説明していますが、カイロプラクティックでは機能的異常と言う観点からもみますので、機能的要因の両面が関係します。

まず、圧迫的要因に関して、動静脈の圧迫と神経の圧迫があり、症状から圧迫が影響しているかを推測することができます。

脈の拍動の減少や消失、圧迫を受けた血管領域のチアノーゼや体温低下などの場合は、明らかに血管の圧迫が影響していると思われます。また、神経の圧迫の場合は、知覚鈍麻や運動神経麻痺が起こるでしょう。
(ただし、シビレや痛みは圧迫によるものではありません。これは、機能的異常が絡みますので、次回説明しましょう。)

圧迫による症状の場合、整形外科ではおそらく圧迫を起こしている筋肉や骨を切除するような手術を行うとおもわれますが、カイロプラクティックでは、圧迫は結果であって原因ではないと考えます。

筋肉による圧迫があったならば、 筋肉が過緊張を起こしている原因があるわけです。
先天的骨異常に関しても、 症状が出始めたのが生まれつきでないならば、 骨異常はあくまで素因の一つで、 姿勢的変化や骨格バランスの変化の結果として圧迫が生じるようになったと考えます。そして、そのようなバランスの変化が生じた本質的原因が別にあります。

結果を見るか、原因をみるか、西洋医学とカイロプラクティックの視点の違いが見えてきますよね。

次回に続く。

山中英司

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