山中 英司(カイロプラクター)- コラム「投球恐怖症・・・臨床報告 後編」 - 専門家プロファイル

山中 英司
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります

山中 英司

ヤマナカ エイシ
( カイロプラクター )
陽開カイロプラクティック 
Q&A回答への評価:
4.6/296件
お客様の声: 3件
サービス:0件
Q&A:766件
コラム:388件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
045-981-4431
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

投球恐怖症・・・臨床報告 後編

- good

カイロプラクティック スポーツ関連 2008-05-23 12:36
前回、ご紹介した投球恐怖症の大学生ピッチャー、
一回目の施術後、先日が2回目、午前中に来院されました。

その後の調子を伺うと
「腕の振りの緊張はなくなり、ほとんど以前のようになりました!」

と言う嬉しい経過を教えてくれました。


本人の自覚症状としては、ほとんど完治しているようで嬉しいことですが、専門家として、しっかりとした分析と潜在的に残っている要素もみていく必要があります。

この方のケースは、踏み込む左足首のバランスが低下していることと、心理的要素が絡んで投球恐怖症に陥っています。
まず、足首のバランスを確認してみると、眼を閉じて、左右のそれぞれで片足立ちを確認すると明らかに左足での安定力がありません。

カイロプラクティックの施術法、アクティベータ療法で足首の神経機能も確認してみると、前回ほどではありませんが、まだ左足の神経機能の低下がみられます。

施術でしっかり神経機能を活性化して、心理的要素も前回同様、確認してみました。

「先行き不安」で神経系へ影響している心理的要素があることわかり、その影響をしっかり切り替え、プラスのイメージ付けを行ないました。

後は、イメージトレーニングのコツと、足首のバランストレーニングを紹介して、今回は終了。

主観的、客観的にも90%近く、回復していますので、1週間後に再確認をする程度で充分そうです。


この投球恐怖症は、ホント些細なきっかけから負の循環に陥ることがよくあります。
場合によっては、それが原因で引退をされる選手もいます。
ひとりでもがけばもがくほど、ドツボはまりやすいですので、ぜひ投球恐怖症でお困りの方は、ご相談下さい。
(ご相談はこちらへ)

(臨床報告は、患者の同意の下、個人の特定ができない範囲でご紹介しています)


山中英司

治療院のホームページ http://www.hikaichiro.com/
私のブログ http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
治療院のブログ http://hikaichiro.blog73.fc2.com/
治療院外活動ホームページ http://jocoso.jp/hikaichiro/
心と身体のスポーツ障害.net http://sports-shogai.greater.jp/
プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム