小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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「強引な営業」で本当に売れるのか?
私が企業人事の頃の、少し前の話になりますが、人事はだいたい管理部門に属しているので、その近くには来客応対を担当する部署があり、そこには飛び込みも含めていろいろな営業の方がいらっしゃいます。 会社規模がそれほど大きくなかった頃は、まだきちんとしたセキュリティができておらず、社員が作業しているすぐ横に受付カウンターがあったので、来訪者がいきなりそこに訪ねてきます。 その中には結構...(続きを読む)
粗探しするのは人間の本能という話
ある方からうかがったお話が、ちょっと面白かったので紹介します。 例えば、雲一つない「青空」の中に、「小さな黒い何か」が浮かんでいたとしたら、たぶんほとんどの人は、それがいったい何かと目を凝らし、確かめようとするのではないかと思います。 鳥?、飛行機? 気球?、それともUFO?・・・。いずれにしても、気になって仕方がないはずです。 でも、その時に見えている視界の99.99%...(続きを読む)
組織改編のせいで行動することを避ける社員たち
年度の切れ目は、企業では組織改編と人事異動の季節です。 なぜ組織改編や人事異動をするかと言えば、 ・事業環境の変化に向けた対応 ・昇格や昇進によるモチベーションアップの視点 ・対象者にいろいろな経験を積ませる人材育成の視点。 ・腐敗や癒着を防ぐ。 ・マンネリを防ぐ。 その他いろいろな理由があります。 基本的には会社が事業を行っていく上でメリットになることですが、も...(続きを読む)
組織の制度・仕組みは「制約」か、それとも「道具」か
私がお手伝いする機会が多い人事制度は、組織の仕組みの一つという位置づけです。 組織における制度化や仕組みづくりというのは、それによって作業や手順を定型化することで、プロセスを効率化したり、質を均一に保つことを目的として行います。 しかし、その会社の状況によっては、組織上の制度や仕組みを、自分たちの仕事上の制約や縛りという捉え方をされることがあります。 制度や仕組みが確立していな...(続きを読む)
良いことばかりではない「人前で褒めること」
最近は「褒めて育てる」ということがよく言われるので、それが苦手ではあっても、できるだけ部下を褒めようと心掛ける上司が増えてきたように思います。 褒め方というのはなかなか難しいもので、「良い褒め方」に関する書籍や情報がたくさん出ていますが、そんな中の一つに、「褒めるときはできるだけ人前で」というものがありました。 人間が持つ「承認欲求」を満たす事ができて動機づけにつながりやすく...(続きを読む)
社員に「起業家精神」を求めることへのちょっとの違和感
「会社で起こることを人任せにしない」 「何でも我がこととして仕事にあたる」 「全体を見渡す広い視野を持つ」 「経営資源(人、モノ、金、情報・・・)を意識する」 「目的意識、コスト意識を持つ」 「組織を率いるリーダーシップ」・・・・.etc このような内容を「社員として望ましい行動」や「望ましい人材像」として掲げ、社員に意識、浸透させることで、より良い行動につなげようという取り組...(続きを読む)
つい信頼してしまいがちな「人によって態度が変わる人」
周りの人たちと信頼関係を築くのは大事なことですが、これが会社である場合、特に責任が大きい立場にいる経営者や管理者といった人たちが信頼する相手を間違うと、これは大変まずいことになります。 私が見てきた中で、間違えてしまいがちな相手として、「人によって態度が変わる人」ということがあります。要は、自分に対する接し方は好ましいが、その他の人に対しては・・・? というような人です。 この典型...(続きを読む)
本当に「個人商店」から脱却したいなら・・・
中小零細のオーナー企業で、社長の「個人商店」からの脱却が課題とおっしゃる会社には、よく出会います。基本的には組織化があまりされていないような会社です。 もう少し具体的にいうと、コミュニケーションの主体が、「社長と社員の一対一」という形がほとんどで、それに対して社員同士の関係の方は少し希薄ということが多いように思います。 経営者を初めとして、個人商店のような体制のままではダメだという...(続きを読む)
「規則正しく」が良いこととそうでないこと
「規則正しい生活」は大事だと言われます。 私も食事や睡眠といった生活リズムに関することは、健康維持のためにも大事だと思います。健康でなければ、自分の考えている活動はできなくなってしまいます。 一方で、私がいつも意識していることの一つに「毎日同じことをしない」というものがあります。それほど深い意味はありませんが、人間はあまり意識しないでいると、毎日同じことを繰り返すようになってしまう...(続きを読む)
「数字がモチベーションにつながる」と断言することに感じる危うさ
あるお店でのことですが、まったく知らない隣の人の会話がやけに気になってしまいました。 たぶん、どこかの会社の経営者の方と、その管理職か社外ブレーンという感じの方の会話で、「やっぱり数字はモチベーションにつながりますからね!」とお互いに確認し合っていました。 確かに結果が数字で見えると、目標を達成したのかしないのかはわかりやすいですし、もし未達成だとしても、あとどのくらいで達成...(続きを読む)
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