小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 私の思い・考え のコラム一覧
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「社交辞令」は初めからそのつもりでない時もある
ある記事で、「ビジネスで使う絶対実現しない社交辞令だと思うフレーズランキング」というものを見ました。 男女別でベスト5が挙げられていて、多少の順位の違いはありましたが、それぞれ挙げられていたのは以下の六つでした。 ・前向きに検討させていただきます ・近いうちに飲み(食事)に行きましょう ・近くに来たら寄ってください ・機会があれば一緒にお仕事したいですね ・また、お目にかかれ...(続きを読む)
あえて「権限委譲」のデメリットを考えてみる
組織作りの上で、管理者が部下に仕事と行動を任せる「権限委譲」の重要性が言われます。 そのメリットとしては、「現場レベルの正しい情報による意思決定ができる」「意思決定のスピードが上がる」「自己決定できることで部下の意欲が向上する」「一つ上の立場で仕事をさせることでの能力向上」「結果への納得性が高まる」などが挙げられます。 一方で「権限委譲」には当然デメリットもあります。 「権限委...(続きを読む)
起業したばかりのちょっと気負った社長を見て感じた「独りよがり」
今の私は独立して仕事をしているせいか、自分と同じような立場の方々と接する機会が多くなっています。事業規模の大小はありますが、経営者、社長、役員、事業主といわれる方々です。 そういう人たちは、自分のやりたいことがとてもはっきりしています。こういう事業をやりたい、こういう立場になりたい、こんな貢献をしたいなど、その中身はいろいろですが、考えていることには共感したり、尊敬したり、刺激を受けた...(続きを読む)
素直すぎるマネージャーと頑固すぎるマネージャー
世の中には素直な人も頑固な人も、いろいろいると思います。 それが自分の部下や後輩だったとしたら、やっぱり頑固な人よりは素直な人の方が良いと思うのではないでしょうか。ただ、これがマネージャークラスとなってくると、必ずしもそういう評価だけではないように思います。 私も多くの会社でいろいろな方々とお会いしますが、その中には若いメンバークラスの方も経験豊富なベテランの方もいらっしゃいます。...(続きを読む)
「好ましいオフィス環境」で聞いた男女の感性の違い
ある会合で、シェアオフィスの運営会社の方からうかがったお話が、とても興味深いものでした。 シェアオフィスは、起業したての会社や個人事業主、小規模法人などが、複数の会社で同じスペースを共有するオフィスをいいますが、お話をうかがった運営会社は、主に女性を対象としたシェアオフィスを運営していて、最近は男性を対象にしたオフィスもやっているのだそうです。 そこで「シェアオフィスに対する...(続きを読む)
「ピントがずれた積極性」の扱いづらさ
最近耳にすることが多い企業内の人材に関する悩みは、「消極的で自分から行動することが少ない」「受け身」「指示待ち」という話です。 少し抽象的なニュアンスで“自律人材”や“人間力”といったキーワードが出てきますが、要は「もっと自分から行動を!」ということのようです。 できることならいちいち指示をしなくても、自分で決めることと上司に相談することを適切に切り分け、自己判断のもとに行動ができ...(続きを読む)
活気がある会社とない会社の間で見える一つだけの違い
いろいろな会社におうかがいしていると、活気を感じる会社とそうでない会社の両方に出会います。やはり現場の活気の度合いは、業績にも比例していると思います。 活気の感じ方というのはあくまで主観になりますが、私が活気の有無を感じる大きな要素は一つだけで、周囲の人たちとの「コミュニケーションの量と質」です。 まず「コミュニケーションの量」に関して言えば、例えば私のような社外の人間が訪問...(続きを読む)
誰もが陥るかもしれない「自覚なきプラック社員」
「ブラック企業」という言葉はもう定着した感がありますが、これに対して、まったくやる気がない、仕事をしようとしない、ハラスメントのような問題を起こすなど、周囲に悪影響を及ぼす、組織に不利益をもたらすような人たちを指して「ブラック社員」と呼ぶことがあるようです。自分の周りの具体的な顔が浮かんでしまうような人も、結構いらっしゃるかもしれません。 会社にとって、この「ブラック社員」は悩みの種で...(続きを読む)
最適な仕組みは常に変化する
組織の仕組み作りとして、私がお手伝いさせて頂くことが多いのは、人事制度とその周辺の施策作りです。 人事制度だけに関わらず、組織の仕組み作りで大切なのは、「自社に合った制度構築を行うこと」と「制度と運用のバランスを考えること」であると考えています。 さらにもう一つ意識しているのは、この「自社に合った制度」も「制度と運用のバランス」も、その時々の状況や時間の経過に伴って“常に変化していくもの...(続きを読む)
「適材適所」と「個人のキャリア」を合わせる難しさと大切さ
今ごろの時期は、年度末の人事異動がそろそろ落ち着いてきたか、中にはこれから新たな部署で本格的な始動という人もいるのかもしれません。 この人事異動の際によく言われるのは、「適材適所」ということです。言葉の意味を調べると、「その人の適性や能力に応じて、それに ふさわしい地位・仕事に就かせること」とあります。組織の機能化、効率化を進める上で、「適材適所」というのは重要な要素だということでしょ...(続きを読む)
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