小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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「不満分子」と「解決者」「改革者」の間のなかなか超えられない壁
会社への不満というのは、社員であれば誰でも何かしらは持っているものだと思います。不満というのは現状への問題意識であるともいえるので、それを持っているのは決して悪いことではありません。ただし、この不満に対する行動の仕方によって、その人の見られ方は正反対に変わります。 不満を他人のせいにして、一方的な自分の都合ばかりを攻撃的に主張し、自分では行動しない人は「不満分子」と言われ、不満を自分にかかわ...(続きを読む)
過去からの先入観が「人事戦略を制約している」と思ったこと
このところ、人が採れない、人手不足とおっしゃる企業が増えてきています。 そのことに起因した人件費の高騰、人が集まらないことによる機会損失、さらに店舗閉鎖などといったことから、人手不足倒産というような話も耳にすることが出てきました。 そんな中でも、企業から出てくる求人要件を見ていると、まだまだ過去からの先入観から離れられていないと感じることがあります。これは業種や職種にかかわらず、人...(続きを読む)
自分の線引きからもう一歩任せてみる権限委譲
現場への権限委譲の重要性は、一般的にもよく言われることです。 ある事象に対する組織内の判断基準が共有されていて、もしも経営者と一般社員が全く同じ判断ができるほどのレベルであったとしたら、現場にできるだけ多くのことが権限委譲されていた方が、早い判断が可能になり、業務のスピードをはじめとした組織効率を上げることができます。 こんなことから、組織の秩序を守るための最低限の事項だけを...(続きを読む)
「宿題代行サービス」で思い出すかつての成果主義の失敗
数年前の夏休みの終わり頃でしたが、「宿題代行サービス」というものが話題になったことがありました。 その当時から、「子どもの学力を奪うごまかし」「お金でなんでもできるという歪んだ価値観を子どもに植え付ける」「教育犯罪そのもの」と厳しく批判する声が挙がっていましたが、今でも“宿題代行”とネット検索すると多くの業者が存在していて、“信頼できる業者ランキング”などというサイトまでありましたので、それ...(続きを読む)
人は「注目されるとやる気が出る」という話
あるテレビ番組で、「人に注目されるとやる気が上がる」という話をしていました。 「ホーソン効果」と呼ばれるもので、アメリカのシカゴ郊外にウェスタン・エレクトリック社という企業のホーソン工場というところがあり、そこの労働者を対象に実験を行ったということに由来しています。人間の動機づけに関する古典的研究として、比較的有名なものです。 その実験結果とは、賃金、休憩時間、作業場の照明な...(続きを読む)
「考えなければならないこと」と「考えても仕方がないこと」の見極め
昨年末の忘年会の席で、ある人が自分の勤める会社の愚痴を話し始めました。 お話によれば、今期から異動になって担当している仕事は、自分に向いていないし、やりたいことではないのだそうです。 ご本人曰く、「あるプロジェクトが失敗したせいでの異動だと思うが、そもそも会社として体制が整えられなかったことが原因で、どうしようもなかった」とのことです。 さらに、その異動先の上司と、どうも...(続きを読む)
「リーダー不在」を嘆く人に感じるリーダー依存
「リーダーにふさわしい人材がいない」という嘆きを、いろいろな会社から聞きます。 リーダーシップというのは、それなりの知識やスキル、経験も必要ですし、人それぞれが持って生まれたキャラクターや相手との相性に左右される部分もあります。うまく発揮するにはそれなりの難しさがあります。 リーダーシップスタイルには様々な形があり、場面によっての使い分けが必要といわれます。 理論的にはいろいろ...(続きを読む)
今どきの「電話応対が嫌な理由」で感じた悩ましさ
私がいくつか執筆しているブログやコラムの中で、今まで何度か若手社員が電話応対を苦手としている話を書いたことがあります。 あるウェブ記事に、これらの話と少し関連するような、若手社員の電話応対に関するものがありました。私が感じていることとの共通点もありましたが、その記事の中に「若手社員が会社の電話を取ろうとしない理由」が挙げられており、そのうちのいくつかで、一概にダメ出しばかりはできない、...(続きを読む)
自分で思っている「自然体」は本当に自然に振る舞っているか
最近、ある人の仕事ぶりを見ていて、「この人の自然体はどこにあるのだろうか?」と思ってしまうことがありました。 一生懸命にいろいろな活動をしている人で、頑張っている様子がよくわかりますし、実行力や行動力も感じます。それを本人は、何か特別な意識がある訳でもなく自然にやっていることだと言います。 ただ、周りから第三者の立場で見ていると、どこか無理をしているような、背伸びをしているよ...(続きを読む)
「バカンス中のメール自動削除」は日本企業でもできるか?
数年前のニュース記事ですが、ドイツの自動車大手ダイムラーが、社員が仕事に関わるメールを気にせずに休暇が過ごせるようにするため、休暇中の社員宛てに届くメールを自動削除するシステムを導入したという話題を目にしました。 メールの送付元には「休暇中で受け取れない」との説明と、対応できる別の担当者の連絡先を知らせるメールが自動返信され、個別設定で特定の相手からのメールだけを受け取ることもできると...(続きを読む)
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