小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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これから起業しようという人からさえも感じた「自覚のない依存」
ある団体の会合でのことです。経営者やコンサルタントが集まる団体なので、参加者の中には最近起業したばかりの人や、これから起業を考えているという人が何人かいました。 著名な大企業出身の方であったり、40代以上でシニア世代の方であったり、どちらかといえば社会経験が豊富な方々で、話しぶりからもみなさんとても優秀だとお見受けしました。 すでに起業したという何人かは、小遣い稼ぎ程度に考えている...(続きを読む)
職場の「コミュニケーション量」には物理的な環境も関係するという話
ある会社で、現状の課題として「社内コミュニケーションの不足」という話が出てきました。どんな会社でも、何かしらの課題があることが多い部分です。 これから社員の皆さんと一緒に今後の施策を考えるということで、その認識を合わせる一環として、私も社内の様子を見学させて頂きました。 そこで見た会社の作業環境は、日本の会社にしては珍しく、一人一人の席がブースの形で囲われていました。立ち上が...(続きを読む)
「言葉のイメージ」による違いの難しさ
私の肩書は、今のところは「人事コンサルタント」ということになっていますが、いろいろな分野の専門家同士で、この「コンサルタント」という呼び名を、何か言い換えることができないかという話題になったことがあります。 「コンサルタント」という言葉のイメージとして、「偉そう」「何をやっているのかわからない」「うさんくさい」「敷居が高そう」などのネガティブなものがたくさん出てきて、そういうイメージが...(続きを読む)
意識していなければ見間違う他人同士の人間関係
私の家にカメが3匹います。オスが1匹にメスが2匹で、亡くなった父が飼っていたものが、うちにまわってきました。 水を換えたりエサをやったり、世話をするのは多少面倒ではあるものの、わりと丈夫な生き物で、何かものすごく手がかかるという訳でもありません。 さすがに芸はしませんが、多少の可愛げはありますし、重なり合って仲が良さそうに甲羅干しなどしているので、ほほえましい感じでみていました。 ...(続きを読む)
「面談の仕方がわからない」というマネージャーの悩み
最近は多くの会社も、人事評価や組織マネジメントの仕組みの中に、上司と部下間の面談や話し合いが盛り込まれるようになりました。 私が社会人になりたての頃、会社に評価面談の制度はあったものの、実際には上司と飲みに行って話したことを面談のかわりにしたり、「どうせ毎日話しているから」などといって面談をさぼっていたりということもありました。自分としては「そんなものだ」と思っていましたし、別にそれで...(続きを読む)
“幸運”や“成功”は「予定外」のことから生まれるという話
あるテレビ番組で話題にしていたことですが、ノーベル賞をとるような大きな発明、発見のほとんどは、予定していなかったこと、ラッキーなことから始まっていることが多く、自分の予定通りにやったことからは、大きな発見はあまり生まれていないのだそうです。 また、「予定外」のことから発見を見出すには、それを見逃さないための感性が必要で、そのためには、今までの既成概念を捨て、肩の力を抜き、そのことをもう...(続きを読む)
「環境先行型」と「事前準備型」で、それぞれ考えなければならない接し方
サッカー日本代表の本田圭佑選手は、以前から「自分は環境先行型で、自分よりレベルの高いところでやることで、いろんなものを吸収することができる」ということを話しています。 「良い環境に身を置けば、それに応じて自分もレベルアップできる」ということだと思います。 私もどちらかといえば同じようなタイプで、例えば「言葉を覚えたければ、とりあえずその国に行ってしまえばどうにかなる」とか、「やらざ...(続きを読む)
人手不足の今だからこそできる「働き方改革」
このところ、主に「長時間労働」に関する労働時間の話題が増えています。過度な長時間労働が心身の健康を害することは間違いなく、その解消は絶対に必要なことです。 ただ、「仕事が好きで」「自分がやりたくて」「納得して」、そうやって働いている結果、長時間労働になっているという人もいて、そんな人たちの中には「労働時間だけが問題ではない」「働き方の質の問題」という人がいます。 経営側からの要望が...(続きを読む)
あらためて思った「すぐに身につくことはすぐに忘れる」ということ
年明け早々の頃、特にインターネット上の様々な記事や情報を見ていて思ったことがあります。それは、「ダイエット」に関するものがやたらと多いことです。 “正月太り解消”と称して、その方法や心得が出ていますが、裏を返せば、それほど多くの人が、この時期には興味をもって見ている内容だということでしょう。 やっぱり正月というのは、家族や親戚が集まって、食べたり飲んだりする機会が多くなります...(続きを読む)
今でも「年功序列」を使う会社の考え方
かつては日本的な人事制度の中心にあり、最近では悪しき制度の象徴のように言われる「年功序列」ですが、今でもこの「年功序列」を維持し続けている会社や、最近あらためて「年功序列」を見直し、うまく活用しようという動きをしている会社があります。 見直しということで言えば、例えば入社してから10年間は、会社として必要なスキルと経験を身につけてもらう期間として位置づけ、昇格スピードに差はつけずに社内...(続きを読む)
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