小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - お勧めの取り組み のコラム一覧
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「自分が面白い」と思える仕事
少し前のことですが、成功者となった自分がもっとも尊敬、影響をうけた人物を語るというテレビ番組があり、そこで「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者である漫画家の秋本治さんが、2016年に逝去された同じ漫画家の望月三起也との話を紹介していました。 望月さんの作品に、戦場カメラマンを描いたものがあり、その中では戦場カメラマンが普通は使わないというカメラのブランドが描かれているそうです。初めて...(続きを読む)
運や偶然に左右されがちな「自分のキャリア」をどう考えるか
ある調査によると、新入社員が感じる入社前のイメージと実務とのギャップは、「仕事内容や配属について」が全体の30.0%と最も多く、次いで「組織の特徴や社風について」が21.3%、「成長環境やキャリア開発について」が19.2%となっていたそうです。 回答者のコメントを見ると、 「希望していた部署とはかけ離れた部署に配属された」 「平日休みで、週末や祝日には出勤の必要があるなど、勤務体系...(続きを読む)
「プレミアムフライデー」が消えてしまった理由
経済産業省や経営者団体などの旗振りで、毎月末の金曜に消費活動を促す目的で2017年に始まった「プレミアムフライデー」は、結局定着せずに消えてしまいました。 当初は取り組みを歓迎、評価する声がある一方で、所得の伸び悩みや将来不安などが解決されなければ期待外れに終わるという指摘も当時からあり、結果としては後者の主張通りになってしまいました。 「プレミアムフライデー」が始まった当時、私自...(続きを読む)
学ぼうとしないのは「“練習”せずに“試合”に出るのと同じ」と言われたこと
日本全国を測量し、初めての日本地図を作ったことで有名な伊能忠敬の記事を目にしました。 私は詳しく知りませんでしたが、50歳の時に19歳年下の天文学者に弟子入りして、暦学や天体観測、測量などの知識と技術を学んだそうです。 それから17年かけて、全国の測量を徒歩で行い、今でも通用するような精度の地図を作成していきました。平均寿命も今ほど長くはなかった時代に、年令とは似合わない勉強熱心さと行動...(続きを読む)
業務や異動の希望を聞くことの良し悪し
最近は、業務や異動に関する本人希望に対して、ずいぶん配慮される環境になってきましたが、それでも会社によりけりで、まだまだ会社主導の命令でおこなっているところも多く見られます。 今から5年ほど前になりますが、私がたまたま講師を務めたセミナーに参加していた人は、もう10年近く人材育成の仕事への異動を希望し続けていて、ようやく希望がかなったと話していました。 著名な大手企業に在籍している...(続きを読む)
一生懸命取り組んでいる「組織改革」の効果が出ない理由
どんなに好業績の会社であったとしても、経営者は必ず自社への問題意識を何か持っています。 私は今まで、「自社はすべて万全で問題なし」という社長に出会ったことはありません。ほぼすべての人が、現状より少しでも良くしよう、改善しようと、様々な情報を集め、様々な人に相談し、自分なりに勉強されています。 私は人事や組織という分野で相談されることがほとんどですが、実際に話を聞いていくと、実はもっ...(続きを読む)
「釈迦に説法」の反面教師で思ったこと
少し前のことになりますが、あるコンサルタントの方と話している時、たまたまその人が取り組んだという人事組織コンサルティングの話題になりました。 私よりも年齢が確実に上だと思われる人で、私が人事・組織専門のコンサルタントということは知りません。たぶんどこかで「年下だから」などと見下されていたのかもしれませんが、「自分は立派な経験をしてきた」という自慢や、「人事コンサルタントはいかにあるべき...(続きを読む)
チームの「一体感」と「競争」の両立という話
あるプロスポーツを特集したテレビ番組の中で、チーム内の「一体感」と「競争」を両立させなければならないが、そのバランスがとても難しく、強いチームは良いバランスを見つけることができているという話をしていました。 チームとしての勝利、成果を上げるためには「チームの一体感」が必要だが、選手個々のポジション争いという「競争」もまたチーム力の強化や活性化のためには必要で、チームマネジメントをしていく上で...(続きを読む)
「柔軟な働き方」が向かない人、できない人もいる
「分断勤務制度」といって、一日の所定労働時間を分けて勤務することができるようにする制度があります。 例えば、社内で5時間働いて、帰宅後に自宅で3時間働くなど、1日の所定勤務時間を満たせば、時間や場所を問わずに働くことができ、テレワークと組み合わせて実施する企業が増えているそうです。 働く時間帯を柔軟に設定できることで、子育てや介護を抱える人にもメリットが大きく、深夜作業や海外対応への考慮...(続きを読む)
「日本人の有休消化が進まない理由」を聞いて思ったこと
あるサイトに、「日本人の有給休暇消化率が低い理由」という記事がありました。 それによると、「有給休暇取得に罪悪感を持つ人の割合」というデータがあり、調査対象の国の中で、日本は58%というトップの数字で、2位の韓国は55%と日本に近い傾向でしたが、3位のシンガポールは42%で、それ以下はすべて4割を切っていたそうです。 罪悪感を持つ理由としては、1位が「人手不足」、2位は「緊急時にと...(続きを読む)
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