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小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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メリットだけではない「離職率の低さ」
最近関わっているいくつかの会社で、取り組み課題としてあげられるテーマに「退職者対策」があります。「人材不足」「採用難」の環境では、人材が充足している企業でない限り、どこも退職者について何らかの施策に取り組んでいます。 採用活動の中でも、応募者から「御社の離職率を教えてください」などという質問を受けることが時々あります。「離職率が高いこと」イコール「ブラック企業」のような発想から、そんな...(続きを読む)
身近には意外に少ない「ダメ出ししてくれる人」
あるテレビ番組で、高齢者の限定免許が検討されている話題が取り上げられていました。75歳以上では、自動ブレーキや踏み間違い防止などの安全装置がついた車の運転に限るなどの案のようです。 一つの対策ではあるものの、75歳以上であっても問題ない人はいるでしょうし、反対にそれ以下の年齢で危険な人もいます。年齢で区切る難しさが話されている中で、出演者の一人だった俳優さんがこんな話をしていました。 ...(続きを読む)
「アットホームな会社」とは何なのか
昨今の売り手市場の採用活動は、知名度が低い中小企業にとってはとても厳しい環境です。それぞれの会社では、自社の魅力をどうやってアピールするかということに、様々な工夫をしています。 例えば「社長の人柄」をアピールして、一緒に働きたいと思えるように仕向けたり、応募を前提としないコミュニケーションの機会を設けて、自社に対する理解が醸成される取り組みをしたりといったことがあるようです。 ある...(続きを読む)
“無駄”と思えないから減らせない「無駄な会議」
様々な業務効率化が進められる中で、特に「会議」はよくやり玉にあがります。 グローバル企業を対象にしたある調査によれば、管理職の1週間の平均労働時間は46時間で、そのうち会議で23時間、メールやオンラインのチャットで10時間を使っていたそうです。じっくり自分の仕事ができるのは、1週間で13時間しかないということですから、それではなかなか仕事がはかどらないでしょう。 こんな状況か...(続きを読む)
「いつでも機嫌が良い」というリーダー資質
ある会社の課長のお話です。40代後半くらいの男性ですが、いつお会いしてもとにかくにこやかで機嫌がいい人です。 怒っていたり、強い口調で誰かを責めたり、何か不機嫌そうな姿を見たことがありません。もちろん、はしゃいでいる、にぎやかという訳では感じではなく、単に明るいということでもありません。 良い意味で感情の起伏が少なくいつも穏やかで、喜怒哀楽の「喜」と「楽」が多く、「怒」はなくて、「哀」は...(続きを読む)
「失敗」「挫折」の体験は成長に必須か?
ある会社の採用面接で、その人の「失敗体験」を質問していました。 それを聞く理由は、どんな経験を失敗と捉えるのか、それをどう克服したのかを知ることで、その人の考え方や姿勢、努力の可否や成長余地が知りたいということでした。 採用面接の質問としてはわりと一般的で、私も面接官になったときには、こういった質問をすることがありますし、聞きたい理由も似たようなことです。 ただ、私自身は「失敗...(続きを読む)
「根気の続かない人」と「融通が利かない人」
人事に関する支援をしていると、特に中小企業では、社員個人の評価が話題に上がることがあります。 どちらかと言えば、「困った」「どう処遇すればよいか」などのあまり良くない話が多く、その人への対応について、愚痴レベルから具体策の話まで様々です。 そんな中、数年前にある会社でこんなことがありました。 一人のマネージャーですが、物事には積極的にいろいろ身軽に行動するものの、周りの評価は「...(続きを読む)
問題は「閉鎖的な組織環境」でエスカレートする
以前、ある保育園で女性保育士数名が園児に暴言などを繰り返し、市から行政指導を受けていたというニュースがありました。保護者からの苦情で園長らは保育士の不適切な言動を把握し、口頭で指導をしていたそうですが、その後に録音された音声データでも改善されていませんでした。暴言を繰り返した保育士たちは、退職したそうです。 また、県立の高校で、特定の生徒が担任の男性教諭から暴言を繰り返し受け、頭を丸刈...(続きを読む)
「良くない個人評価の共有」は教育になるのか
少し前の話題ですが、某家電量販店の社長が、買収した子会社のある社員を「使い物にならない」と実名を明かして非難して、その発言内容が社員も閲覧できる社内ネットワークに掲載していたことが報道されて、パワハラにあたるのではないかと批判されました。 当事者の社員は、その後退職したようですが、会社はそれが事実であることを認めた上で、「社員教育の一環」と言っていました。「良い事例も悪い事例も社員に対してオ...(続きを読む)
「活躍したくない」というシニアや女性たちの気持ち
ある大企業勤務の50代男性数人と話をする機会がありました。私に対して「自由に仕事ができてうらやましい」と言いますが、「でも自分たちには無理」と言います。 確かに今の年令で会社の枠を飛び出して、それなりに収入を得ようというのはハードルが高いです。 そして、「シニア活躍などと言われて尻を叩かれても、正直もう活躍したくない」などと口をそろえて言います。若手社員が聞いたら「働かないオジサン」「お...(続きを読む)
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