小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 - 現場の事例・私の体験 のコラム一覧
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担当者次第で結果が大きく変わってしまう採用活動
採用に苦労している会社からの相談は相変わらず多いです。 「うまくいっているので問題ない」という話はここしばらく聞きませんから、人材を求める企業のほとんどが、何らかの課題を抱えているのではないでしょうか。 採用活動を進めるにあたって、「採用担当者」の重要性は以前からずっと言われていることです。 会社員の生涯賃金は平均で2億円前後などといわれますが、一人採用するのは2億円の買い物を...(続きを読む)
どんどん増える「コミュニケーションツール」を使い分ける難しさ
少し前に見かけたことですが、夕方のあるカフェでのこと、比較的すいた店内で、隣にいた若いサラリーマン風の男性が、いろいろな会社に何本も電話をしています。 取り次ぎを求める相手はほとんどが社長ばかりですが、次から次へとかける先で取り次いでもらえることがほとんどありません。不思議な感じがして見ていたところ、ようやく取り次がれた一件に話している内容は、人材サービスのセールスでした。どうもリスト...(続きを読む)
「優秀な就活生」を見ていて思うこと
新卒採用をお手伝いしていると、とにかくいろいろな人に出会います。その中には、とにかく優秀だと思う学生がときどきいて、学業優秀、豊富な海外経験、成熟した考え方など、本当に感心します。 そんな時ほど、「自分はどうだっただろうか」と自分自身の学生時代を思い起こします。 自分のことを今になって考えると、基本的に世間をなめていたように思いますし、態度も生意気で、学生らしい可愛げはあまりなかっ...(続きを読む)
「モチベーション」を言い訳にした能力不足
社内のモチベーションアップのための取り組みは、いろいろな企業で実施されています。 環境作り、雰囲気作り、社風改善、コミュニケーションの取り方、期待の伝え方、指導のしかたなど、様々な側面から取り組みがされますが、その効果についてはなかなか評価がしづらいところがあります。 人のやる気を生み出す方法、モチベーションアップの手法など、その効果が認められるものは確実にあり、逆に相手のやる気を...(続きを読む)
「過剰品質」「過剰サービス」と言われるもので思うこと
ファミリーレストランやコンビニで、24時間営業をやめる動きが出始めてから結構時間が経ちました。百貨店やスーパーなども含めて、さまざまなサービス系の業種で定休日の復活、早朝や深夜の時短が進みつつあります。 24時間営業をやめる理由はいくつかあるようですが、最も大きいのは人手不足で賃金が上がり、深夜営業での売上がコストに見合わなくなってきていることのようです。 さらに、無理な営業時間は...(続きを読む)
「上司に失礼!」「上司を敬え!」と怒られたときのこと
私がまだ30歳前後のサラリーマン時代のことなので、もうずいぶん前の話です。 当時私が在籍していた会社は、まだそれほど人数が多くなかったこともあり、上下関係はわりとフラットで、お互いの役職などにあまり固執しない会社でした。 上司との会話では、相手は年長者で先輩でもありますから、もちろん最低限の敬語は使いますが、しょせんは最低限であり、いま思えばずいぶん失礼な言い方をしていたと、多少反...(続きを読む)
「満足」ばかり求めると「不満」だけが残る
最近は、社員の能力発揮や人材流出の防止、職場の活性化などを目的に、「従業員満足(ES)」に力を入れる企業が増え、その一環として福利厚生の充実を図る企業も多くなっています。 慶弔や社内親睦、健診ほか健康管理などの一般的なものだけでなく、社員食堂をすべて無料化したり、お酒も飲めるBarスペースを作って社員は自由に利用できたり、キッズルーム設置など子育て支援、食材や食事の援助といったユニーク...(続きを読む)
「ウサギとカメ」を本当に実験した話から思ったこと
イソップ童話で有名な「ウサギとカメ」のお話は、ほとんどの人が知っていると思います。 ウサギとカメがかけっこの勝負をして、足の速さでどんどん先へ行ったウサギは、余裕しゃくしゃくで居眠りを始めてしまい、その間に着実に進んだカメが勝つという話です。 たまたま目について、その後検索してわかったことですが、この「ウサギとカメ」を、本当に競争させたらどうなるかという実験の動画がかなりたくさんあ...(続きを読む)
「短所の克服」よりも「長所への注目」が大事という話
以前あった、ある講演会で印象に残っているお話です。 サッカーの元日本代表監督の岡田武史さんと、女子日本代表のキャプテンだった澤穂希さんの対談形式の講演でした。 多くのお話の中で、私が一番興味深く聞いたのは、岡田さんが組織作りについてお話されていた部分です。 ご自身が監督として選手を見るにあたって、好ましいタイプと思ってみているのは、欠点が少なくすべてが80点平均の選手より、50...(続きを読む)
今も見かける「残業がしたい社員」「長時間労働が苦でない社員」
長時間労働、残業を是正する対策は、各企業で相変わらず続けられています。 かつては残業の申請制や一定時間以上の残業禁止といった取り組みばかりに偏り、さらに強制的な消灯や定時以降のシステム停止など、わりと強硬な施策が取られることもありました。 本来は業務量の調整や、作業効率化などと合わせておこなわなければならず、ただ時短ばかりに注目していると、ミスの横行や生産性低下、さらにサービス残業の温床...(続きを読む)
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