小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 のコラム一覧
839件中 191~200件目RSS
「複数の目で確かめること」の大切さ
私自身は、いろいろなメディアで原稿を書かせていただく機会があります。たいした文章は書けないにもかかわらず、そういう依頼を頂けるのは、とても光栄なことです。 そんな中で、いつも反省と感謝をしながら取り組んでいることがあります。 先日も、まったく別の媒体で、内容も異なる記事ですが、その文章を確認していただいた担当者から、文章の中に誤解を生むかもしれない表現があるので、それを直してほしい...(続きを読む)
「批判」「不満」を言っているのにいつの間にか同じことをしている
社内での上司や会社への批判や不満は、どこの会社でもどの社員にも、必ず何かしらはあるものです。 批判や不満は改善テーマにつながることでもあるので、もしもそれがまったくなかったとすれば、それは問題意識や改善意欲が少ない組織ともいえるので、あまり良いことではありません。 「人の振り見て我が振り直せ」というように、他人の行動の良いところは見習い、悪いところは反面教師として改めるということは...(続きを読む)
「夢がない」はいけないことか?
数年前のことですが、娘が就職活動を始めようと準備をしていた時、「私って夢とかが一つもないからヤバいんだよね」などと言っていました。まだ少し時間があったので、何か切羽詰まって考えなければならないほどではありません。 同じような話を、確か大学受験の頃にも言っていた記憶があります。学校の先生か誰かに、「将来の夢くらい持つべき」と言われたらしく、本人は真面目に捉えすぎて落ち込んでいたようですが...(続きを読む)
危険は「排除するか」、それとも「触れさせて学ぶか」という話
数年前ですが、あるサイトに「昭和の遊具が危険すぎる」という記事がありました。私たちの世代が、子供の頃に思いっきり遊んでいた記憶がある遊具の写真が並んでいます。 初めは懐かしい思いで見ていましたが、今あらためて見ると、確かに何の安全対策もなくて危険そうです。当時は実際にけがをした子を見たことも、自分自身がけがをしたこともありました。 その記事に関するツイートで、こんな書き込みがありま...(続きを読む)
いつの間にか「既得権」から離れられなくなる話
ある社長のところに、かつて同僚として働いていた後輩が転職の相談に来たそうです。 年齢は50代後半の人ですが、今いる会社で経営上の問題から組織変更が行われることとなり、その人には関連会社への転籍が打診されたそうです。今までとはまったくの別業種で、仕事内容には経験がなく、加えて勤務地はかなり遠くなり、さらに大きな問題は、給料が年収で100万円以上さがるそうです。 退職勧奨とも思えるような扱い...(続きを読む)
「パソコンが苦手な若者」の話で思った、教えずにできる仕事はないということ
「若い世代でパソコンを使えない人が増えている」という新聞記事がありました。スマートフォンの普及や、親・学校のパソコンへの理解不足、経済的に苦しい家庭が増えていることなどが原因と考えられるとのことで、IT企業でさえも使えない新入社員がいて困っているケースがあるそうです。 若者向けのパソコン講座を運営している団体によると、「学生時代までスマホだけだったため、パソコンのキーボードに不慣れで、...(続きを読む)
「採用のために社内制度を整備する」は本末転倒か?
最近は多くの業界が、人手不足で苦労しています。 そのせいもあってか、私も採用活動に関する相談を受けることが増えていますが、一気に状況を変えるような特効薬がある訳ではありません。様々な細かい工夫を積み重ねながら、それをコンスタントに継続することが基本になります。 意識的に取り組んでいけば、必ず改善はできますが、それなりに時間はかかるので、瞬発力がある対策はなかなか難しいところがあります。コ...(続きを読む)
あいまいになりがちな「人事の課題」
私がコンサルタントとして取り組む仕事は、企業の人事戦略や人事施策、人事制度や人材採用を、企業の方々と一体になってご支援することですが、ご依頼をいただくからには、会社としての何らかの課題があるわけです。 例えば「今の人事制度がうまく行っていないので変えたい」などと言われますが、何がどううまくいっていないのかを尋ねると、「業績の伸び悩み」「退職者が増えている」「社員のやる気がない」「社員の...(続きを読む)
自分の能力の「上げ底」がわかっているか?
以前たまたま見ていたテレビ番組で、無人島で自給自足生活をするタレントを取り上げていました。 そのタレントが、自給自足生活を始めようと考えたきっかけを問われた時に、「芸能生活を長く続けていると、自分の実力以上の“上げ底”で生活をしていることにだんだん気づいてくる」「上げ底の生活ではなく、自分で作れないものは無しにする、自分で作る生活をしようと思った」と答えていました。 私は、こ...(続きを読む)
「将来なくなる仕事ランキング」は本当にそうなるか
最近よく見かけるもので、「将来なくなる仕事ランキング」のような記事があります。先日見たのは、「機械が奪う職業・仕事ランキング」というものでしたが、その上位10位は以下のようなものでした。 1.小売店販売員 2.会計士 3.一般事務員 4.セールスマン 5.一般秘書 6.飲食カウンター接客係 7.商店レジ打ち係や切符販売員 8.箱詰めや積み下ろしなどの作業員 9.帳簿係など...(続きを読む)
839件中 191~200件目