小笠原 隆夫
オガサワラ タカオ社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 のコラム一覧
839件中 181~190件目RSS
あえて「上を目指さない」というキャリアを軽蔑しない
ある会社の技術者ですが、性格的に目立つことも。自分から先頭に立つことはあまり好まず、自己主張も少ないために、今の会社ではあまり評価されているとは言えない立場のようです。 しかし、この人と過去に一緒に仕事をしたことがあるメンバーは、持っている知識やスキルをみんな高く評価しています。 現在やっている仕事は、この人が持つ知識や経験を活かせるものでなく、世の中にはもっと力を発揮できる仕事が...(続きを読む)
いきなり言うからトラブルになる
それぞれ別の会社から、 「社員の評価」に関する同じようなトラブルの話を聞きました。 私が聞いたのは会社の言い分だけなので、本当にそうかは何とも言えませんが、どちらもずっと能力不足と評価され続けている社員だといいます。 「今までは何とか大目に見てきたが、業績も厳しい中で甘やかすのはもう限界」とのことで、降格などを検討しているそうです。 なぜトラブルかといえば、この扱いを本人が納得...(続きを読む)
長時間労働に通じると感じたアスリートの語る成功体験の話
少し前になりますが、陸上競技で活躍していた為末大さんのブログで目に留まったことです。 「根性論が通用しない時代の到来」というコラムですが、その内容によれば、「日本のスポーツ文化は社会を反映しているようなところがあり、トレーニングにおける日本的根性論は、それぞれの問題に対して量の拡大で対応しようとすること」とありました。 「競技の特性によっては量が有効な場合もあるが、多くのスポーツで...(続きを読む)
運がいい人ほど「自分は運がいい」と思っている
「運をよくするには」とか「運が良い人の共通点」といった話は、多くの人が様々なことを言っていますし、「運」をテーマにした書籍も、かなりたくさんの物を目にします。 そんな中で、ちょっと目についたものを挙げてみると、 ・人生の岐路で迷った時に、困難な道を選んだ方が運はついてくる。 ・楽観主義の方が、運がよく成功しやすい。 ・夢や目標がかなった状態をいつも頭のどこかで思い描いていると、幸...(続きを読む)
自分を客観視するために必要な「他人の目」
今まで何度かお会いしたことがある人ですが、ご本人は人間関係に自信があるようで、「知らない人とすぐ友達になれる」「人と仲良くなるのが得意」と言っています。 ただ、私にはそう見えません。確かにいろいろ話しかけてきますが、あまり話がかみ合いません。私もできるだけ話を合わせようとしましたが、こちらがあまり興味を持てない話を、一方的に延々と話し続けます。それほど親しい間柄ではないのに、口調や態度...(続きを読む)
要求ばかりで自分は返そうとしない人
もうずいぶん前の話になりますが、ある会社の人事制度検討プロジェクトでのことです。 その会社の中核を担っている部長クラスの5名ほどをメンバーとしてプロジェクトを開始しましたが、すぐに検討が進まなくなってしまいました。 ある一人の部長が、とにかく自部門のビジネスが高く評価されるように、利益代弁者のような意見を終始言い続けるのです。強硬とか強引という態度ではありませんが、自分たちに有利に...(続きを読む)
「間違いをなくすため」「能力を知るため」に手書き?
新型コロナにかかわる給付金や補助金の申請で、件数の多さやシステムの不備、整備の遅れなどから、いろいろ混乱しているようですが、少し前に同じような公的申請の手続きに関して、知人から聞いた話です。 ある許認可に関する申請書類を準備していて、質問をした役所の窓口でこんなことを言われたそうです。 「書式は電子文書で提供されていますが、中身をしっかり確認しながら書いて頂くために、必ず手書きしてくださ...(続きを読む)
「働かないアリ」は組織存続に必要という話から
ご存じの人も多いかもしれませんが、働きアリに関する研究で、グループの中には必ず働かないアリが一定割合で存在していて、それらを排除しておグループを作っても、同じように一定割合の働かないアリが出現するという話があります。 この理由は長く解明されていなかったそうですが、最近の研究結果によれば、アリの1匹ずつを個体識別した上で、1カ月以上に渡って8つのコロニーの行動を観察した結果、最初よく働い...(続きを読む)
「相手のこと」を体験すると視野が広がる
ある自動車販売会社の話ですが、新入社員や若手社員を中心に、必ず保育園に5日間の研修に行かせるそうです。やるのは座学ではなく、ひたすら保育士さんたちの補助として、ずっと子供たちの相手をするそうです。 自動車販社では子供連れの顧客との商談が多く、子供が騒いで商談がままならないこともよくあるので、子供との接し方を学べばこの対応に活かせるのではないかということが、そもそも始めたきっかけとのこと...(続きを読む)
なかなか持てない「見切りをつける勇気」
ある会社のナンバー2の方と話している中で、この会社で2年ほど前からやり始めたという新規事業の話題になりました。 社長が先頭に立って直轄で取り組んでいる事業ですが、これまで2年間の売上はほとんどなく、やればやるほど投資と経費がかさんで、ただ会社の業績を圧迫しているだけだといいます。直近の売上見込みもほとんどメドが立たないようです。 今後の収益も見込めず、将来性も認められない状況で、社...(続きを読む)
839件中 181~190件目