上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「最低限の備えも安心の一つの方法。」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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医療保険に入るべき?

マネー 生命保険・医療保険 2009/06/09 00:53

私が30歳になるにあたり、医療保険加入を検討したものの、
色々と情報収集してみたところ、本当に入るべきか?と
悩んできましたので、ご意見頂戴できればと思います。

私:30歳 会社員 年収700万円 無保険
妻:28歳 専業主婦 無保険
貯蓄:1,500万円
手取り収入:月額30万円 支出:月額20万円
双方とも現在は健康。たばこも吸わず。

30歳になるにあたり保険加入を考えてみましたが、
会社の共済の医療給付の内容を確認すると以下の仕組みとなっていました。(70歳まで共済に継続加入可能)

・1レセプトあたり、3000円を超えると、超過分が給付される。
・個室に入った場合、1日4000円まで手当て。
・疾病手当て補助など。

他にも、高額療養費などもありますよね。

今後は子供が出来たり、自宅購入などの可能性があるため、貯蓄の目減りはあると思いますが、
地道に貯蓄を出来る性格な家庭なことと、各種給付を勘案すると、通常の医療保険はあまり重要と思えませんでした。

もし入るとすると、会社の団体保険で掛け捨ての生命保険とがん保険などの特約に入るので十分かなと考えています。

将来的な医療制度の変更や共済組合の制度変更などのリスクは考慮に入れつつも、現時点で考えられる最良のプランのアドバイスをお願いできればと思います。

Ma-Sannさん ( 神奈川県 / 男性 / 30歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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最低限の備えも安心の一つの方法。

2009/06/09 22:32
( 4 .0)

Ma-Sannさん
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

計画的な家計管理ができておられるようですね。

医療保険に関する疑問、よくわかります。
生命保険だけが病気に対する備えではないのはその通りです。また、所得税の医療費控除によって税金の還付を受けることも備えともいえます。

ただ、こんな考え方もできます。
・高度先進医療のように社会保険が使えない治療の場合、今の共済制度では多額の負担が必要になってきます。生命保険の高度先進医療特約を使うことで、とっさの時にも多額の負担をせずに治療の選択肢を増やすことができます。
・良好な治療環境を手に入れたい場合、医療保険の入院保障によって差額ベッド代などに備えることもできます。
・70歳以降は共済制度の加入ができないため、医療の備えが薄くなってしまいます。

これらの考え方に立った場合、日額5000円程度の入院保障、高度先進医療対応の終身医療保険というのが一つの方法になるように思われます。

評価・お礼

Ma-Sann さん

御礼が遅くなり失礼しました。
迅速なご回答ありがとうございます。

具体的な提案ありがとうございます。
高度先進医療の保険は検討してみたいと思います。

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