上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「保険以外の備えも上手に活かす。」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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専業主婦の医療保険

マネー 生命保険・医療保険 2009/06/01 09:16

こんにちは。よろしくお願いします。
40目前の専業主婦です
医療保険について相談させていただきたいと思います。
現在、生協の助け合い共済 L2000というものには加入しています。入院は日額3000円、女性疾患の場合は8000円のタイプです。以前は簡保に加入しておりましたが、満期翌月に網膜剥離になりまして、保険の加入ができない状況でした。そして、それから2年後軽いパニック発作が起きまして心療内科にかかりました。鬱などではないものの、たまに抗不安剤を飲む事があります。先生も疲れがたまると、ちょっと不安定になるのよねと仰る程度の軽いもので、日常生活には何も支障がありません。
また、先日健康診断で胃に良性のポリーブがみつかりました。これは処置の必要もないので、毎年健康診断と並行してカメラをうけてさえ入れば良いといわれております。
健康保険の共助会に入っており、医療費は1割負担になっておりますし、辛うじて日額3000円の保障はありますし、多少の貯蓄はあるので、多分医療保険なしでも大丈夫なのではないかとおもっておりますが、最近誰でも入れるタイプの医療保険も出ているようです。
掛け金が割高であることは承知しておりますが、どうも保険に入れないというのも不安であり、そういうタイプのものも考慮した方がよいのかどうか悩んでおります。
また、せめてがん保険だけでも入ろうかと思っておりますが、ポリーブの件が引っかかるようです。
どうも、この件がストレスになり、最近精神的にもまいっております。
基本的には健康体で、健康診断などでも問題ない体なのにと思うと無念さがこみ上げてきます。単なる我侭とはしょうちしておりますが、保険ってここまで考え込んでまで入る必要のあるものなのでしょうか??
支離滅裂な文章で申し訳ありません。
ご回答よろしくお願いします

かもなんばんさん ( 栃木県 / 女性 / 37歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

- good

保険以外の備えも上手に活かす。

2009/06/01 12:14
( 5 .0)

かもなんばんさんへ

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの上津原ともうします。

長い人生の中では、どんなに健康に留意されていても病気やけがになることがあります。保険のことを考えると悩ましい気持ちになることがありますね。

まずは、生命保険以外の備えについて考えていきます。

公的保障(健康保険)についていえば、
共助会に入っておられることで医療費が1割負担になっているのは非常にありがたいことです。何歳まで継続することが可能でしょうか。
高額療養費の還付(1ヶ月の自己負担の上限)についてもご確認されたほうがよさそうです。

税金の面で言えば、
多額の医療費を支払った時は医療費控除があります。所得税の場合、10万円(または総所得の5%)を越える部分×税率 の分だけ申告をすれば税金が戻ってきます。
なお、高額療養費の還付や生命保険の入院などの給付金がある場合は、かかった医療費から差し引いて医療費控除を計算します。

これらの備えは、不完全かもしれませんが、ありがたい仕組みと思われます。

誰でも入ることができる医療保険に入ることも備えにはなるのかもしれません。ただし、普通に医療保険に入られるよりは割高になります。加えて、あなたが無事で長生きをされた時の楽しみのお金がその分少なくなります。

今までご病気をされたといっても、多くは入院までに至らなかったのでしょう。そのような今の状態、医療保険が役立たない状態のほうがかもなんばんさんにとってよい状態と思われます。

貯蓄も保険代わりになります。貯蓄の一部を保険代わりのお金として常時プールしておくのも、かもなんばんさんの安心の仕組みになるように思われますがいかがでしょうか。
1日1万円の備えの場合、毎月1万円づつ貯蓄をすれば10年間で120日分の備えになります。

評価・お礼

かもなんばん さん

共助会の方は、退職後の共助会制度もあり、80歳までです。先日案内が届いておりましたが、医療保険よりもこちらのほうが確実なのかもしれません。
仰る通り、現在の健康状態を維持しつつ、もしものために毎月積み立てて行こうと思います。

ありがとうございました

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