上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「家計の状況をみて運用方法を考えてみませんか。」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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子どもの教育資金を今から考えるとなにがいいか?

マネー 教育資金・教育ローン 2009/05/18 11:26

2歳、6歳の子供を持つ母です。今、少しお金の余裕のあるうちに、子供の教育資金を確保しておこうかと考えています。学資保険では、元本割れがほとんどですし、定期預金にするにしても、利率が悪いので、一括で払って12〜15年後にもらう良い商品があれば教えてもらいたいです。お願いします。

キラランさん ( 富山県 / 女性 / 40歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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家計の状況をみて運用方法を考えてみませんか。

2009/05/18 12:41

キラランさんへ
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

子どもさんの教育資金のこと、気にかかるところですね。
ご相談内容をお聞きすると、教育資金の中でも特に大学4年間の学費が気にかかっておられるようですね。国立大学でも4年間の入学金・授業料はおよそ250万円。お2人だと500万円ということになります。

教育資金を確保する方法としては、
1.預貯金・国債
2.貯蓄性のある生命保険
3.住宅ローンの繰上返済
4.リスクのある金融商品
といったものが例として上がります。

1.については、キャンペーン金利などで高い利回りが得られる預金も選択肢に入ってきます。将来金利が上がると思われる場合、変動金利のもの、満期の短いものを選びます。

2.については、貯蓄と保障とのバランスをみて考える必要があります。学資保険以外にも教育資金の準備に向いた保険の組み立て方(元本割れしない方法)があります。

3.は住宅ローンがある方の場合効果的です。ただし、返済期間短縮型では、やり方によっては学費が多くかかる時期に家計が楽にならないこともあります。

4.の方法は、一括投資ではなく、積立が取り組みやすいでしょう。十数年間の運用であれば、無茶な運用をしなくてもよいように思われます。

まとまったお金で運用する場合、ポイントになってくるのは
「このお金が本当に長期間使わないお金か」
といったことです。教育資金を準備している間に、お車の購入や子どもさんとの思い出作りといったまとまった支出も考えられます。
それらの支出に対するお金のめどがついた上で、まとまったお金の運用となるのではないでしょうか。

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