上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「個人年金とお金の優先順位」 - 専門家プロファイル

上津原 章
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。

上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
上津原マネークリニック お客様相談室長
Q&A回答への評価:
4.6/336件
サービス:2件
Q&A:943件
コラム:474件
写真:9件
お気軽にお問い合わせください
0820-24-1240
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

個人年金保険について

マネー 投資相談 2009/03/08 20:44

35歳、未婚女性です。医療系専門職として15年になります。年収は500万弱です。

先日、田舎の親より、そろそろ老後対策として個人年金保険の加入検討をすすめられました。銀行よりも利子のいい積立貯蓄に似たもの、定年まで働いたとしても、年金支給までの5年間の生活の足しになると思い、元本保証タイプの資料請求をしたところです。

3年後の38歳で、今加入している生命保険が満期になるので、経済不況でもあるし、医療保険を県民共済等の掛け捨てタイプに変更し、生存給付金約160万+10000円毎月積立で個人年金保険に加入してもいいかなと思っていました。
しかし、どこの個人年金は、加入時の年齢が37歳をさかいに積立金額が10000円以上から20000円以上となるので、前倒しで加入するかどうか、以前より気になっていた金・プラチナ積立をしようか、そもそも、利子のいい銀行の定期に預けておいた方がいいのではとも考えています。

そこで、専門家の先生達にアドバイスを頂きたく存じます。よろしくお願いします。

追加;現状の金融資産です。
毎月手取りの約40%以上を貯蓄・資産運用にまわしています。
内訳は、貯蓄(60000円)社債積立(10000円)投信積立4本(40000円)。です。

ポートフォリオ
全体の3割が普通貯金・定期貯金・積立貯金3割が社債・生命保険の生存給付金、残りの4割を資産運用しています。
その4割の内訳が、
国債25%、国内株式(投信・個別株)30%、国際債券(投信・MMF・FX)20%、国際株式20%(投信。先進国・新興国半々)その他(投信。リート、金ETF)5%です。
30%ほど目減りしています。

補足

2009/03/08 20:44

資産運用の目的ですが、人生の折り返しになる40代前半になる頃には、両親の介護、結婚等ある程度、どこで、誰と人生を過ごすのかがリアルに考えられる時期と思い、田舎に帰らないのであれば、マンション購入をと考えており、その頭金目的です。
それ以外は、何かしたいことが見つかった時に、すぐ実行できるために(お金がないために諦めなくてもいい様に)、少しでも資産が増えていたら。。。と考えています。
ポートフォリオは外国株(先進国・新興国共に)のひどい目減りの結果です。資産を増やすチャンスだという記事をよく読みますが、そこまで打って出る度胸がないので、投信積立のみを継続することにしています。

うらじさん ( 京都府 / 女性 / 35歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

- good

個人年金とお金の優先順位

2009/03/09 10:16

うらじさんへ
こんにちは。

老後のこと、確かに不安だと思います。でも、自助努力でできることもたくさんあります。

まずは個人年金保険のことから。
実際に加入されるとして、何歳からいくらの受取が可能でしょうか。
毎月の掛金はいくらになりますか。
個人年金保険料の控除を受けることはできますか。

(変額でない)個人年金保険は、他の投資で運用を失敗した際のリスクヘッジとして考えるのであれば悪い方法ではありません。ただ、加入期間も長期になりますので、保険会社の安全性が最も大事な要素になってきます。

 投資信託の積み立ては、普段の生活資金が十分に確保されているのであれば継続されるのをお勧めします。

 一番気になるのは、追記でも書かれているとおり、将来どのようにしたいかです。そして、親のことも含めどのようにしたら幸せかをよく考えてみることです。
今やりたいことがあるとしたら、必要なお金といつまでにやってみたいかを考えてみます。検討した結果、個人年金の加入よりもっと大事な選択肢ができたとしたら、それに従います。

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスサービスQ&Aコラム写真