上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「まずは現状分析から。」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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定年まで単身赴任で老後の資金計画は?

マネー 家計・ライフプラン 2009/02/04 01:56

夫(52歳)が突然転勤を言い渡されました。定年(60歳)までです。
現在私(妻)の両親と二世帯同居の家を新築して3年目です。
夫の赴任先に家族がついて行っても今の家には両親が
住んでいるので家賃が2重にかかるだけです。
ですから、夫の単身赴任になります。子供(一人)は今年大学受験を迎えています。
単身赴任の場合、単身者用の寮費が光熱費込みで45000円だそうです。
食費は寮のものを利用すると夕食一食600円です。
月に1〜2度帰宅する交通費(安い深夜バス利用として)を
計算に入れるとだいたい月10万くらいの出費になりそうです。
住宅ローンやその他ローンはありません。
子供の大学進学の学費は最悪の場合を考え1200万貯めてありますが、それを払うと老後資金は現在1000万弱です。
(私立薬学に行く可能性があります)

転勤話があるまでは、こつこつ年300万以上貯める予定でした。
こんな時代なので退職金も年金もゼロを想定して、そのくらい貯めなくてはという強迫観念にかられて貯金と節約生活を続けています。

突然狂った計画にどう対応すればよいか困り果てています。
単身赴任ということで健康不安から医療費も上乗せして貯めておかねばと思います。
現在5ナンバーの車をたいして乗りもしないのに保有していますが、まず真っ先にそれから処分すべきでしょうか。

これから定年までの8年間、月10万円、年120万円をずっと
払い続けていかねばならないなんて、ものすごく辛いです。

心配性なんですさん ( 大阪府 / 女性 / 49歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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まずは現状分析から。

2009/02/04 21:33

こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

これからのこと、かなり気にかかりますね。

あれこれ考える前に、まずは現在の家計の現状分析をしてみます。現状分析をしながら、単身赴任後の家計をシミュレーションしてみます。

悠長なことを言っておれない様に思うかもしれませんが、急がば回れです。現状がきっちり把握しないままあれこれ改善策を考えても、無駄な努力ということにもなりかねません。

無駄な努力というのは、例えば、楽しみにしているライフイベントを削ってみたり、資産運用で取らなくてもよいリスクを取ってみたりということです。

現状分析をすることで、家計管理の見直しをするべきところも見つかり、家計のハプニングを無事乗り切るための方法もおのずと見つかってきます。どうしても不安であれば、FPの人と一緒にライフプランを作るのも効果的です。

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