上津原 章(ファイナンシャルプランナー)- Q&A回答「家計の収支分岐点を下げる。」 - 専門家プロファイル

上津原 章
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上津原 章

ウエツハラ アキラ
( 山口県 / ファイナンシャルプランナー )
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学費貯金と繰上返済のわりふりと私の転職

マネー 家計・ライフプラン 2008/12/11 10:47

夫39才(内装・自営)私33才(病院秘書・パート)長女10才(小4)次女9才(小3)の4人家族です。
毎月3万ずつ「子供の学費」「繰上返済」貯金をしていて小規模企業共済には2万貯金しています。
ローンの繰上返済については35年ローンのため、また夫は体を使う仕事で不安もあり60才までには返済できるようにしたいと思っています。
そこでエクセルで住宅ローン返済が終わるまでの間のシュミレーションを日本住宅ローンへ問い合わせして作ったところ当初5年のうちに3回ほど100万の繰上返済をしなければ60才完済にはならないということがわかりました。
貯金の段階では学費にも返済にも使えますが先に繰上返済してしまうと万が一学費が足りなくなったときにはどうしよう・・・
子供が必ずしも大学へ行くようになるかはわかりませんが、親としてはその心づもりだけはしておかなければと思うのです。
どのように考えて使っていくのがベストでしょうか?
別件ですが住宅ローンの審査時よりも我が家の収入が毎月10万減の状態もあります。当時は派遣でしたが今年6月からパートに切り替えたため年収が300万弱から210万になる見込みです。
住民税や年金や団信保険料やら・・不安でいっぱいです。
日々の生活は転職してからぎりぎりで苦しいので転職しようかと夫に相談すると、稼いだ収入の中でやりくりすべきでそんなに苦しいなら貯金はやめれば?という考えを言われます。
学費も繰上返済も見えないふりをして将来困ることを想像すると本当に悩んでしまいます。

まゆまゆまゆさん ( 埼玉県 / 女性 / 33歳 )

上津原 章 専門家

上津原 章
ファイナンシャルプランナー

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家計の収支分岐点を下げる。

2008/12/11 22:53

まゆまゆまゆさんへ
こんばんは。ファイナンシャルプランナーの上津原です。

繰り上げ返済と学費の問題、まゆまゆまゆさんだけではなく多くの方が悩んでおられると思います。ご相談されるだけでも、何もしないよりずっと前に進んでいます。

ご主人の収入が不安定な状況であれば、まず行うことは毎月の家計の支出を少なくすることです。となってくると、繰り上げ返済は、返済期間を短縮する方法よりも、毎月の返済額が少なくなる方法が毎月の家計管理においても有効といえます。

確かに、総返済額の面では返済期間を短縮する方法のほうが大きなメリットが出ます。ただ、まゆまゆまゆさんのようなケースだと、「学費が足らなくなったらどうしよう」というご心配は、子どもさんが大学に進学される年齢までに住宅ローンを完済しない限り、解消されないように思います。

時には、損得勘定ではなく気持ちにお金を合わせたほうがよい場合もあります。資金的な余裕が出たときに、ご主人が60歳になるまでの完済を目指してはいかがでしょうか。

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