上津原 章
ウエツハラ アキラ離婚して受けた財産分与で死ぬまで安心して暮らすには
マネー 家計・ライフプラン 2008/11/14 04:0451歳・無職、都区内在住の女性です。離婚調停中です。財産分与で、約6000万円から8000万円受け取る予定です。(調停によるため予想には幅があります)
現在は別居中で賃貸マンションに住んでいます。
財産の半分を住居取得にあて、残りを資産運用して毎月の生活費に使いたいと思っています。年金は事情があって、当てにするほどはありません。
住居を取得してしまったほうがいいのか、それとも全部を資金運用または、不動産を買って賃貸するのに回して自分は賃貸住宅に住んだほうがいいのか迷っています。
現在は、夫からの生活費が毎月25万円。パートナーがいるため、生活費は半分しかかかりませんが、貯蓄は裁判費用その他でほとんどありません。
外で働いたことがないので、これから働いて・・・と言うのは、難しいと思っています。
よろしくお願いいたします。
ミズ・アバウトさん ( 東京都 / 女性 / 51歳 )
どのようなことができたら安心ですか。
おはようございます。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
まとまったお金があると、うれしいような不安なような心持になりますね。
家を買うか賃貸に住むかというのは、
結局のところどのようなライフスタイルをとりたいかによって決まってきます。ひとつの場所でしっかりと根を下ろしたいのか、それとも思い立ったが吉日のようにいろいろな場所に住んでみたいのか。といったことも考えてみられてはいかがでしょうか。
資産運用についてですが、
税引き後で毎月10万円(税込みで12.5万円)の分配金を得ようとすると、運用利回り5%としても3000万円が必要です。でも、一度にはじめると気持ちの面でかなり不安になってしまうでしょう。リスクをとる場合はじっくりと数年間かけて理想の形を作っていきたいところです。確かに世の中が混乱しているときはある意味資産運用を始めるチャンスともいえますが、欲張りすぎると思わぬ痛手を受けるかもしれません。
仕事についてですが、どんなことなら役に立ちそうかを考えてみてはいかがでしょうか。変わるのは大変かもしれませんが、あきらめることもないと思います。