上津原 章
ウエツハラ アキラ転勤族のマイホーム購入について
マネー 住宅資金・住宅ローン 2008/09/27 23:46私は39歳の転勤族のサラリーマンです。
今年の4月から千葉の社宅で妻と娘(2歳)の3人で暮らしています。
勤務する会社は5年に1回程度全国各地に転勤する可能性が高いし、子供はまだ小さいし、現在の社宅に不満もないので焦ってマイホームを購入する必要はないかもしれませんが、次の理由で検討することにしました。
?夫婦でマイホームは購入時期に係わらず千葉or東京と決めている。
?千葉に居る今ならジックリマイホーム探しができる。?住宅ローンの支払期間等を考えると年齢的にもそろそろ買い時?
そんな折、好物件に巡り会うことができ、現在購入に向け具体的な準備を進めています。頭金や住宅ローンも無理なく計画できており支払面での問題はありません。
ただ、数年後に遠方に転勤した場合には、娘が小学生位の間は家族帯同で行きたいと思うし、その場合賃貸に出しても思ったように借り手がつくかわからないし、見落としている検討課題もあるのに衝動買いするような気もして最後の一歩が踏み出せないでいます。
要は判断なのかもしれませんが、上記状況でのマイホーム購入についてご意見いただきたくよろしくお願いします。
ゴードン4さん ( 千葉県 / 男性 / 39歳 )
不動産投資として割り切りができればOK。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
購入したマイホームがうまくいくかどうかは、これから転勤される可能性がある方については、不動産投資として割り切る事ができるかどうかにかかっています。
居住用の住宅ローンは不動産投資用のローンに比べて金利も低く、融資の条件も緩やかになっています。その点は投資物件としてみた場合に有利に働きます。
ただ、借りる立場で考えた時にいくらで借りたいかとというのと、貸す立場でいくらで貸したいかというのはずれが出てきます。購入しようとしている物件と同じようなものが、いくらで借りることができるかは一度調べてみる必要がありそうです。
賃貸で貸すとして、現金収支で見た場合に赤字になることもあります。(住宅ローンの返済期間中において)
長所も短所も両方含めて熟慮の上、決めてみてはいかがでしょうか。
気持ちの面でいうと、マイホーム以外にご家族でどんな思い出作りをしたいか、マイホームに落ち着いて住めるようになるのはいつごろからで、その時の家族構成はどのようになっているか、そのようなことも大きなポイントになります。