上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
資産運用の考え方 のコラム一覧
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時事問題で資産運用をやめるべきなのか?
日本と韓国との通商問題、アメリカと中国とが行っている関税引き上げの応酬、そして英国首相が国会休会をしてまでEU離脱を実現しようとしていること。資産運用をやめるきっかけになる口実が世の中に満ちあふれています。 皆様の中には、会社の福利厚生で確定拠出型年金に加入している方や、老後資金が不安で資産運用をこれから始める方もいらっしゃるでしょう。投資の経験が少ない方や仕方なく投資をしている方は、不安で仕方...(続きを読む)
外貨で資産を持つことの意味について改めて考える。
ここ数年、アメリカの利上げがきっかけなのか、外貨建て生命保険が増えています。日本よりも金利が高い国の資産で運用する保険は、予定利率が高く設定されているので、同じ保険料でも保障が多く得られたり貯蓄性が高くなったりする傾向があります。その反面、外貨の価格変動(為替リスク)があるため、解約する時期や保険金を受け取る時期によっては、払い込んだ保険料の累計より解約返戻金や保険金が少なくなることがあ...(続きを読む)
老後資金形成のきっかけになるか?ポイント投資
6月3日に金融庁から出た報告書の中に、 「老後資金は2000万円必要だ。」 といった話がありました。この話だけでは年金不安にはつながらないのですが、公的年金だけでは老後は充実した暮らしができないということで、野党が攻撃をしてきました。公的年金だけでは老後資金が足りないのは、金融ビッグバンという言葉が流行った今から20年前から言われていたことです。 今日は、投資について考えるきっかけになればと...(続きを読む)
日本経済の顔は、平成の間に大きく変わった。
現在、日経平均株価に大きな影響を与える二大銘柄は、以下の通りです。 1位はファーストリテイリング。(影響割合:10.60%) 2位はソフトバンクグループ。(影響割合:5.72%) 二つの会社の株価がそれぞれ1000円下がると、他の銘柄が横ばいであったとしても、日経平均はおよそ163円下がることになります。2つの銘柄の株価が大きく動くと、日本経済全体が良くなったり悪くなったりしたような錯...(続きを読む)
今年のゴールデンウィークの資金繰りについて考える。
今年は、ゴールデンウィーク中に新天皇が即位されます。そのこともあり、銀行などの金融機関も4月27日(土曜日)から5月6日(月曜日)まで10連休になります。金融機関がこれほどの長期間休むことは初めてのため、前もって準備しておくことをお勧めします。準備について、大きく分けて2つの視点からいくつかお話しします。 1.金融機関の混雑への備え ・4月25日(木曜日)・26日(金曜日)と5月7日(火曜...(続きを読む)
資産運用は続けることに意味があると、思いたい。
資産運用は続けることに意味があると、思いたい。 日本経済新聞の12月23日号一面記事によると、日本のシニア層の金融資産は20年間ほとんど横ばいで推移しています。これに対して、アメリカのシニア層は20年間で3倍に資産を増やしています。(複利計算で年利5.6%) 日米の統計資料には少し違いがあるのですが、2000年のITバブルや2008年のリーマンショックを経た20年であることから考えると、日米の...(続きを読む)
NISAでも損切りは必要。
NISA(少額非課税投資制度)が始まってもうすぐ5年になります。5年前から始めておられる方は、NISA口座での運用を継続するか、特定口座に移し替えるか、売却するかの判断を迫られます。 特に困るのは、10月の株価急落などの理由で、投資している商品が元本割れした時です。1か月もしない間に元本が10%以上減ってしまうと、投資に慣れていない方は不安でたまらないかもしれません。では、5年間NISA口座で運...(続きを読む)
リーマンショックから10年
2008年9月15日、アメリカの投資銀行、リーマン・ブラザーズが経営破たんをしました。その2日後、今度は、アメリカの保険会社、AIGが経営破たんの危機になりました。 リーマン・ブラザーズはサブプライムローン(信用度の低い方への貸付)の証券化をいち早く手がけ、会社を大きくしました。AIGは、損害保険や生命保険の会社として知られていますが、経営危機の原因になったのはCDS(取引先等の破たんに備える保...(続きを読む)
トルコリラショックから学ぶ資産運用の考え方
ある日突然、今まで100円の価値のものが80円になったら、あなたはどうしますか。実は、トルコで今月実際に起きた出来事です。8月9日から4日間で、1トルコリラ=20円台から15円台に急落しました。 トルコリラは、日本では高金利通貨として知られています。政策金利は現在17.75%(年利率)。為替や金利が変動しなければ、4年1か月で2倍になります。仮にトルコリラの価値が半分になったとしても、4年余り...(続きを読む)
資産運用での損失に備える。
資産運用は全てがうまくいくとは限りません。資産運用を続けていて思うのは、儲け方よりも、損失を出す可能性がある時の備え方がより重要だということです。特に、アベノミクスをきっかけに資産運用を始めた方はご注意ください。備え方について、いくつか例示します。 ・株式や投資信託を購入されている方 会社の事業報告書、投資信託の運用報告書は必ず目を通してください。なぜ投資先の価値が変動しているかが分かるか...(続きを読む)
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