上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
ムーンショット計画をご存じですか?
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ムーンショット計画とは
内閣府が2050年までに実現したい目標のことです。国立研究開発法人科学技術振興機構ムーンショット型研究開発事業
https://www.jst.go.jp/moonshot/program/goal1/index.html
のムーンショット計画目標1の2050年のサイバネティック・アバター生活を見てみると
サイバネティック・アバター生活
・遠隔操作でき自分の体と同じように感覚を共有できる「身代わりロボット」のおかげで、どこへでも行ける。
・長距離移動や時間の制限なく、人との接触もなく、コンサートやスポーツ観戦は、臨場感が味わえる3D映像アバターで参加するスタイルが一般的になる 。
・加齢や病気によって衰えてしまった能力を、サイボーグが補って社会参加できる。サイバー空間に保存されている他の人の能力も利用できる。
・大規模災害が起こった時も救助に出動するのは身代わりロボット。アイドルをしながら災害救助の現場で働くことも可能。
・早朝は登山をしてご来光を見て、午前中はサイバー空間で有名ピアニストによるレッスン、午後はアイドルライブに参加というような休日をビーチに居ながらでもできる。
・体内に取り込んだナノアバターで病気の予防や治療ができる。身代わりロボットが農作業やジェラート屋もやってくれて、遠方に住む孫にも会いたいときに会える。
・複数のユーザーが協力して大規模な作品をつくったり、師匠の感覚を脳にインストールしながら、自分のアイディアも融合して新しい作品をつくったりすることを、身代わりロボットがやってくれる。
これらの例を見ると、
寝たきりの病人になったとしても、いろんな体験ができるという便利な世の中になっていくのだなという気がします。しかし、実際に体を動かして何かをするという機会が失われていくことへの不安も感じました。
『脳を鍛えるには運動しかない』
という本もありますが、何でも自宅にいながらサイバー空間でできるようになってしまうと、足腰は弱ってしまいそうですね。そして肉体は滅びても、自分の脳みその中身はデータとしてサイバー空間に保存され、永遠に生き続けるのでしょうね。皆様はこのような未来をどう感じられますか。
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