こんにちは。ファイナンシャルプランナーの上津原と申します。

15日に、下松市で開催されたゴルゴ松本氏の講演会へ行ってきました。　

テーマは、ゴルゴ松本氏のギャグにかけた「いのちの授業」でした。ここからは、講演の内容を一部抜粋してお話しします。

「いのちの授業」要約

・漢字は物事を後世に伝えるための記号である。難しく考える必要はない。

・考えることは、未来の自分へのスイッチ。暇（ひま）な時に手間をかける。だから、考えることは暇でないとできない。　

・人を一（ひと）叩（たた）きして命となる。　

・夫は二人（ふたり）とも読める。夫は妻なしでは成り立たない。　

・難は大人になって降りかかるもの。難が有るから「有難う」となる。子供は親が守ってくれるから「無難」である。　

・道具は、自分の将来に寄り添うものといった意味。だから大切にする。

私たちが学校で漢字を習う時、

それぞれの漢字が持っている意味を深く調べてきたでしょうか？漢和辞典を使えばそれぞれの漢字の意味を調べることができますが、わざわざ辞典で調べる方はいらっしゃるでしょうか？パソコンやスマートフォンで文章を作成するときは、変換すれば適切な漢字が考えることなく出てきますし、意味も簡単に調べることができます。

自分で深く知ろうと努力しなければ、

無知のまま人生が過ぎていきます。日本語を使って気持ちを伝え、物やサービスを購入し、仕事をして収入を得ているにもかかわらず、言葉や文章の意味について十分に考えないとしたら恥ずかしい限りです。そのようなことが、今日のような希薄な人間関係につながっているかもしれません。

命という漢字の中には、口があります。

口で音を発し心を伝えるから、意味がわかります。繰り返すから言葉になります。これからも、読者の皆様に私たちの心が伝わりますよう、一所懸命精進いたします。