上津原 章
ウエツハラ アキラグループ
働き方と休み方について考える。
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ここ数か月、ライフプラン作成をきっかけに
働き方について考えたいという方にお会いすることが増えました。責任ある立場に就かれているお客様も多く、部下が残業できない分をお客様ご自身が引き受けたりすることもあるのでしょう。ストレスも多いからなのか、収入が減ってもよいから働く時間を減らしたいという方もいらっしゃいます。
働き方改革というのは、
私が思うに、
「働いている時間の多少で収入を決めるのではなく、働いていることによる価値で収入を決める。」
といったことではないかと感じます。サラリーマンの長時間労働を何とかしたいということがマスコミではよく言われています。とはいうものの、働く時間が短くなっても、時給が上がったりボーナス等の給料が増えたりしなければ意味がありません。
よって、時間給で働いている方や、残業代を増やすことで生活を楽にしていた方からは、
「働き方改革で収入が減った。」
という声もお聞きします。できることなら、働き方改革によって余った時間の一部を、収入アップに向けた資格習得の時間や、人脈を広げるための異業種交流会に参加する時間に充てたいところです。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針 2014」の中にも、
人間の集中力は長くても12時間~13時間が限界で、朝8時から15時間起きたままだと、酒気帯び運転の時と同じ集中力になると書かれています。 仕事には相手と決めた内容と納期があるので、期限に間に合わせたい、高い品質で納品したいということから、どうしても時間がかかることがあります。仕事の相手先とも協力して、適切な時間で仕事を終えるようにしたいものです。
弊社にとっても、働き方改革は大きな意味があります。
私自身、2、3年前は、2週間休みなしで働いても疲れを感じることがありませんでした。仕事が楽しいからです。ただここ1年ほど、休みなしで働いていると、書類の作成でミスをしそうになったり提案書の作成に時間がかかったりするようになりました。
弊社では、事業継続が最大の信用力だと考えております。
最近は、 「休むのも仕事のうちだ。」と考えを切り替え、仕事が続くときは平日でも休暇を入れたり、少し長めの昼寝の時間を取ったりしています。不思議なことに、平日に休みを取っていると新しい仕事が入ってきます。
適度な休息で心身とも良好な状態にすることで、弊社が一人でも多くのお客様の役に立てるものと確信しています。働き方について考えたい皆様にも、引き続きライフプラン作成でお手伝いいたします。
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