11月8日、フォーバルの大久保会長の講演会がありました。　

フォーバルといえば、

　198０年代にビジネス電話機のレンタルで有名になった会社です。

　２０歳代で起業し、電電公社が独占していた市場を開拓し、しかも起業してから当時最速の8年で株式を店頭公開しました。このように若くして成功できたのは、関わる人を幸せにすることを常に考えてきたからに他なりません。例えば、社員はどうあってほしいか、顧客はどうあってほしいか、もっと大きくいえば日本や地球はどうなっていてほしいかといったことです。　

特に印象的だった言葉は、

「100年ビジョン」です。　大人になってからの100年後を考えることは、自分の死後を考えることに他なりません。死後ですので、世の中を変えるのは、自分自身ではなく自分の志を引き継ぐ人になります。

志を引き継いでもらうためには、誰が聞いてもわかりやすいものである必要があります。

起業当初からつきあっている建築士の友人から、こう言われました。

　「上津原君の使命は、お金の知識を伝えることによって、いろいろな方たちに生きる力を身につけてもらうことだね。」

私の志とは少し違いましたが、周りから私の仕事がどのように見えているかがよくわかりました。

誰が聞いても共感できる、100年通用する私なりのファイナンシャルプランナー像を一日も早く造っていきたいと思います。　

では、世の中をどのように変えれば良いのでしょうか。

過去の延長線上では難しいようです。

今行っている仕事で世の中がどのように変わるかを、

社会性→独自性→収益性

の順で真剣に考えてみてください。そのとおりにできれば、儲けは自ずとついてくるでしょう。　

周りの人を巻き込んで100年ビジョンを果たすためには、

「まず、自分が先にお金を払ってでも、5人を本気で幸せにすること。」

と言われました。5人を本気で幸せにできれば、自ずといろいろな人へ広まっていくようです。

遠くの未来を思いながら、今できることを一所懸命励みます。

写真は、岡山県の閑谷学校です。