こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

普段は、ライフプランをお客様と一緒に作ることや、そしてライフプランに書かれたお客様の夢や願いがかなうようにすることに思いを込めて仕事をしております。ファイナンシャルプランナーの仕事は、お金をふやすことではなく、お金を使えるようにすることだと思います。

今日は、私がこれからも一生忘れない、大きな出来事についてお話します。

今から７年前。私が地元のＩＴ関連企業で財務担当をしていた時です。
業績は大きく下がったものの、大幅な財務リストラに成功していました。ただ、毎月の決算は赤字が続いていました。その時、
「この決算書で、何人の首を切ることができるか。」
と、ある役員の方から言われました。見せられたのは損益計算書です。

私はその答えに即答することができました。役員の方の気持ちは良くわかっていたのですが、一所懸命働いている社員の気持ちを考えると、答えるのをためらってしまいました。なぜなら、

「決算書は、社員を不幸せにするためのものではない。」

という考え方があったからです。次の日、私は青信号と赤信号との区別が全くつかなくなっていました。そして、無意識のうちに赤信号の交差点を車で突っ切っていました。
無事だとわかった時、生かされている自分に気づいたと同時に、会社の今の状態やなりたい姿を明らかにする、貸借対照表の大切さを経営陣に伝えることのできなかった自分自身を責めました。


その時の思いを分かりやすく伝えるにはどうしたらよいか、ずっと悩んでいました。
初めてうまく伝えることができたのが、２年前に、山口市の繁盛店「ねむの木」のマスター島瀬さんが主宰する異業種交流会でお話した時でした。この会では、普段はご自身の成功事例に基づいた実践的なマーケティングについて中身の濃い講義とワークが行われます。

その時は、今の自分や会社の姿を基点に、３年後どんな姿になりたいかというお話だったと思います。

このたび、２年ぶりに島瀬さんから、
「ライフプランや、経営者・ビジネスマンとお金について話してみませんか。」
というお声がけをいただきました。そして今回のお話に際し、島瀬さんが

「数字で足元を確認し、数字で夢を見る」

という素敵なタイトルをつけてくださいました。

今の私の気持ちにぴったりです。
一人でも多くの皆様に、数字を使って夢をみることの心地よさを感じていただければと思います。数字が苦手な方でも大丈夫です。
電卓は不要ですので、筆記用具とあなた自身をお持ちください。

日時：８月２０日　１９：００〜２１：００
　　　（主宰者の島瀬さんもマーケティングについて熱弁をふるわれます。）
場所：デザインプラザ防府（山口県防府市。ゆめタウン防府店の向かい）
受講料：５，０００円（資料代込み）※初めて参加される方は３，０００円

なお、こちらのホームページもご覧ください。
（お申し込みもこちらからどうぞ）
http://charming-business.com/seminarY38.html