税務署の苦情窓口
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税務署に文句を言いたいとき窓口になるのが、納税者支援調整官です。
納税者支援調整官は、平成13年にできた比較的新しい組織で、すべての税務署にあるわけではありません。
どんなことをやるのかというと、民間企業でいう「お客様相談センター」のような役割です。
苦情処理を一手に引き受ける部署になります。
ちなみに、苦情の一例をあげると、
1.地区相談会場で職員の指導で申告。後日障害者控除が漏れていたため訂正申告したところ、 職員が差し替えておくと言ったにもかかわらず、 当初申告のままで還付された。
2.確定申告の相談に署に行った際、担当者は犯罪者に話すかのように命令口調であり、 不勉強で質問にも答えられなかった。
3.職員の指導のもと不動産所得に係る申告書を提出したが、 5 月に必要経費について呼び出しがあり、 さちに9 月にも別項目で呼び出された。問題点を一度に説明すべきである。加算税も納得できない。
などなど、この時期によくありそうなことです。
また、税務調査時の苦情も受け付けているので、税理士も積極的に利用しましょう。
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