専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
契約形態と流通
-
経営
経営実践
2009-12-02 08:00
おはようございます、つみれが旨かったです。
昨日からの続き、利益を出す農業法人の仕組みについて。
規模の拡大に関するお話をしましたが、それ以外にも
他業種では当たり前、農業では当たり前になっていない
ことが沢山あります。
価格決定権が農家側にないことの問題点は明白です。
いくらで売れるのか分からない商品を作れと言われて
そのまま作る業種は、農業以外には中々ありません。
強いていえば漁業もそうでしょうか。
この会社ではその点について、契約販売の形を
取ることでリスクを回避しています。
・いついつまでにこの野菜を何個、幾らで納入する
ということを明確にしておくのですね。
これによって
・生産量の管理
・価格決定権
この二つのポイントが同時に解決します。
農業の世界では「生産するまで分からない」というのが
常識としてあるようなのですが、この会社ではその常識を
取っ払ってしまったわけですね。
・顧客の要望にあった商品を提供する
という至極まっとうな発想法を農業に導入したわけです。
この項、明日に続く。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
「経営」のコラム
その不動産から収益を獲得できるようになることの大切さ(2024/09/27 08:09)
ハザードリスク管理としての分散投資(2024/09/26 08:09)
事業と地域特性(2024/09/25 08:09)
自分の人生設計と不動産所持について(2024/09/24 08:09)
価値ある不動産を持っていることの強さ(2024/09/23 08:09)