高橋 昌也(税理士)- コラム「契約形態と流通」 - 専門家プロファイル

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契約形態と流通

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経営 経営実践 2009-12-02 08:00
さんまつみれそば。

おはようございます、つみれが旨かったです。


昨日からの続き、利益を出す農業法人の仕組みについて。
規模の拡大に関するお話をしましたが、それ以外にも
他業種では当たり前、農業では当たり前になっていない
ことが沢山あります。

価格決定権が農家側にないことの問題点は明白です。
いくらで売れるのか分からない商品を作れと言われて
そのまま作る業種は、農業以外には中々ありません。
強いていえば漁業もそうでしょうか。


この会社ではその点について、契約販売の形を
取ることでリスクを回避しています。

・いついつまでにこの野菜を何個、幾らで納入する

ということを明確にしておくのですね。
これによって

・生産量の管理
・価格決定権

この二つのポイントが同時に解決します。
農業の世界では「生産するまで分からない」というのが
常識としてあるようなのですが、この会社ではその常識を
取っ払ってしまったわけですね。

・顧客の要望にあった商品を提供する

という至極まっとうな発想法を農業に導入したわけです。


この項、明日に続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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