消費税の納税額計算の基礎の基礎
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おはようございます、今日は日本茶の日です。
そろそろ熱いお茶が美味しく感じられる時期になってきました。
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
地域活動の展開に当たり、消費税のインボイス制度について考えていきます。
まず消費税の納税額計算基礎について、簡単に確認します。
本当に基礎の基礎だけなので、実際にはもっと複雑な計算過程があることはご承知おきください・・・
◯とある法人A社の一年間(2024年4月~2025年3月)の消費税納税額計算(すべて10%適用とする)
売上高:11億円(税込)
費用諸々:7.4億円(税込) 消費税がかかっている費用 4.4億円 それ以外 3.0億円
上記の事例だと、A社の納税額計算は、以下のようになります。
預かっている消費税 1億円 △ 支払った消費税 4,000万円 = 納める税金 6,000万円
その企業が納める消費税額を計算するためには、売上の数字だけでは情報が不足しています。
どこに、どれだけの経費を支払ったのか?
その経費には消費税がかかっているのか?かかっていないのか?
(更には適用税率の違い等々)
特に「経費側の情報をしっかりと収集すること」が重要な意味を持つ点を、しっかりと覚えておいてください。
これがインボイス制度について理解するための第一歩となります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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