税理士は株式投資がうまいはず、という噂
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おはようございます、今日は東京湾アクアラインの開通日です。
そうか~、あれ、もう25年以上前なのか~・・・
自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
会計帳簿を軸に、簿記と財務分析という2つの技術について紹介しています。
ここでひとつ、余談のようなお話を紹介します。
税理士という仕事をしていて、たまに「税理士さんだから決算書とか読めるし、株式投資とか簡単でしょ?」
なんて言われることがあります。
確かに、平均的な人に比べれば、税理士が会計帳簿を読み解くことができるのは、事実かと思います。
しかし、昨日もご紹介した通り、どちらかというと税理士は「顧客と一緒に会計帳簿を作る人」です。
つまり、技術的には簿記の方に比重が強く、財務分析は専門で学ぶ機会が用意されているわけではありません。
ですので、個人的見解ですが、税理士が株式投資をしても、そんなに勝率が高いとは思えない、というのが正直な感想です。
特に大規模法人の場合、中小零細法人では出てこないような会計情報が含まれていることもしばしばあります。
実際に税理士が株式投資をするのであれば、一般の方と同様、財務分析の技術や企業評価の手法を学ぶ必要があります。
すこ~~しだけ、一般の人より敷居が低いかな?くらいのものだと考えていただけると良いかと思います。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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