本来は「実体の都合で動くもの」だったはずだが
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おはようございます、今日は福井県ふるさとの日です。
日本海側は、新潟に数回足を運んだことがあるくらいです・・・
自著『高校生から始める投資のはなし』について。
動画配信もはじめました!
金融経済の規模が、情報通信技術の発展により拡大されたことに触れました。
このことは、近年新しく出てきた金融資産をみてみると、よりはっきりしてきます。
もともと金融経済というのは、実体経済を補足するための経済であったはずです。
しかし現在は、情報を収集、加工し、新しい金融投資商品を生み出すのが一般的です。
そしてその情報の出どころは、実体経済だけでなく、情報から情報を生み出すことまで行われています。
「金融」というのは、余っているところから必要なところをお金を融通する、という意味です。
その意味で、どこまでも実体経済における資金需要が大原則にありました。
いまや金融は、情報が情報を再生産し、自らの力で拡張しようとするようになってきました。
こういう大きな力の中で、実体経済の世界で生きていこうとするのは、ほんとうに大変です。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
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