高橋 昌也(税理士)- コラム「減価償却の特例はなぜ企業にとって「嬉しい」のか?」 - 専門家プロファイル

高橋 昌也
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

高橋 昌也

タカハシ マサヤ
( 税理士 )
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
サービス:0件
Q&A:0件
コラム:5,519件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

減価償却の特例はなぜ企業にとって「嬉しい」のか?

- good

経営 会計・税務 2019-12-13 07:00

おはようございます、今日はビタミンの日です。
脚気のテストをすると、なぜか反応が薄いんですよねぇ・・・


固定資産についてお話をしています。
減価償却の特例として、特別償却や即時償却について紹介をしました。


さて、ここで大前提に立ち返る必要があります。
なぜ「減価償却費の計上額が増える」と、企業にとって嬉しいのでしょうか?


何度となく繰り返していますが、固定資産と減価償却費計上の処理で特徴的なのは


・固定資産の取得が先行し、その時点では経費にならない
・取得後、耐用年数に応じて、少しずつ減価償却費が計上される


という「支出先行、経費後追い」の枠組みにあります。
減価償却費の計上額が増えるということは、その後追いのズレが減少することを意味します。
即時償却に至っては「支出 = 即経費」ですので、ズレがゼロにまでなるわけです。


お金が出ていっているのに、経費にはできない。
このもどかしさが解消されるのは、実際に経営をしてみると、本当にありがたいことがよくわかります。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

プロフィール対応業務経歴・実績連絡先・アクセスコラム