過剰な効果を期待しないように
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おはようございます、今日は洋菓子の日です。
クレープが大好物です。
所得税の基礎についてお話をしています。
セルフメディケーション税制について、利用者があまりいそうにないことについて触れました。
こと、医療費控除やセルフメディケーション税制については、常々思っていることがあります。
それは「過剰な期待は禁物」ということです。
何度も繰り返しになりますが、所得控除は「所得が高い人ほど効果が高い」です。
それこそ課税所得が1,000万円程度ある人にとっては、10万円の所得控除で3~4万円くらいの減税になります。
一方、課税所得が150万円しかない人にとっては、10万円の所得控除は数千円程度の効果しか生みません。
税理士の無料相談では、本当に数多くのご相談者が来られます。
その多くが「医療費控除の適用を受けようとしている人」なのですが・・・
中には丸一日並んで待って、実際に計算をしてみたら「控除額が300円」なんて人もいます。
明日以降取り上げる小規模企業共済や寄付金も同様ですが、あまり過剰な期待をするのは禁物です。
自分の所得状況をきちんと確認した上で、適用を受けるようにしたいものです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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