高橋 昌也(税理士)- コラム「税金が安くなることは嬉しいかもしれませんが」 - 専門家プロファイル

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税金が安くなることは嬉しいかもしれませんが

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経営 会計・税務 2019-04-28 07:00

おはようございます、今日はドイツワインの日です。
最近は日本産のワインも評価が高まっているみたいですね。


節税についてお話をしています。
節税保険を有効活用するには、潤沢な資金と一定の時間が必要であることに触れました。


「節税になりますよ!」
「税金が安くなりますよ!」


このウリ文句は、確かに大変心地よいものです。
税金が高くて喜ぶ人は非常に稀ですし、もちろん、私自身も好きではありません。
私のお客様にも、無駄に高い税金を払わないで済むよう、色々とお話をしています。


ただし、節税保険については、私個人としては販売についてオススメをしたことはありません。
節税という方法で運用するくらいであれば


・事業そのものが発展するような形で投資を行った方が、永続性が高い
・手元資金を厚めにしておいた方が、経営の安定度が高まる


このように考えているためです。


もちろん、節税の運用効率が相当に高いことはわかります。
しかし、そもそも金融商品での運用というのは、どこの企業にとっても副業のようなものです。
それこそバブル期に本業そっちのけで土地売買に精を出し、その結果倒産した企業が沢山あったよなぁ、と。


私の意見が絶対的な正解というわけではありません。
これとは真逆の発想法も成立します。


もう少し踏み込むと、税理士という仕事に対する考え方も検討が必要です。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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