主観的世界
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おはようございます、今日はサイボーグ009の日です。
スピードこそが強さ、というのはあの作品辺りから始まったような。
物流等と新しい技術の流れについてお話をしています。
武術稽古で聴いた、体の軽重を感じている自分の主観について。
この「自分が感じている体の重さ」と「体重計が示す体の重さ」が一致しないという話をどのように解釈するかによって、ありとあらゆる物事に対する姿勢が決まってきます。
現在の人工知能や自動運転と呼ばれる技術は、その制御について体感や主観というものは排除されています。
むしろ、自動運転に関していえば人間の体感や主観を排除した方が事故の確率が下がった、という話すら出てくるくらいです。
平たく言えば、人間のもつ主観性は雑味であり、邪魔なものであるとすら判断されているように思います。
そして、こここそが人工知能に絶対侵食されない、最後の不可侵領域なのではないかと。
人工知能がどれだけ発展し、こちらの検索単語を先読みし、位置情報から役立ちそうな情報を送りつけ、私が購入しそうなものを押し付けられようとも・・・
いま、この瞬間に私が自分をどのように感じ、どんな衝動を持ち生きているのか?ということは絶対に踏み込まれることはありません。
統計的な手法により、次の行動がある程度推測されるとしても、それは結果からの逆算に過ぎません。
本当に私がどう感じているのかは、解読されようなありません。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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