高橋 昌也(税理士)- コラム「会計における言語情報の意義」 - 専門家プロファイル

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会計における言語情報の意義

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経営 会計・税務 2013-10-07 07:00
おはようございます、今日はミステリーの日です。
以前は本格派と呼ばれるようなものをよく読んでいました。

会計帳簿の数字ではない情報について書いています。
ここで改めて会計における言語情報の意義について。

一部では、現在の会計において一番重要な情報は注記に書かれている、という説すらあります。
それぐらい数字では事業の実態を把握することは難しい、ということです。

その一方で、言語は数字に比べて嘘をつくことが容易いです。
本当は売上がなかったから在庫が積み増しているのかもしれない。
でも注記では原材料が値上がりしそうだから積み増した、と書くことは容易い訳です。


会計帳簿は事実の記録ではなく、意見表明だと昨日紹介しました。
誰かが作った帳面を読むのは、それこそミステリーを読み解くかの如く作成の裏側を推理する作業に似ています。
言語情報は読み解く上で重要な手がかりになりますが、推理小説の常套手段である読者を欺く手段にも使われているのです。


明日より改めて、会計帳簿に対する正しい期待について考えてみます。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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