竹内 和美
タケウチ カズミグループ
たおやかに生きる
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台風一過。空気は冷たくなりましたが、
お日様が元気を回復した庭に目をやりながら、午前中の仕事を進めています。
庭の草木のたおやかさ。
生きる姿の一つとして、眺めています。
どんなに強い風にあおられようとも、
折れることがありません。
大木になり過ぎると、風の抵抗を受け止め過ぎて、
折れてしまうことがあるようですが、
細く、まだ、これから成長するときである木々は、
変に抵抗せず、吹かれるままにやり過ごすことで、
生き延びる術にしているようです。
人間も同じ。
経験が増せば増すほど、持論に縛られた揚句、
それがあだとなって、変化についてゆけず墓穴を掘ることが多いように思います。
木々は、人の心を和らげるために存在することの価値を知っているかのように、
ただ、静かに訪れる人を待ちながら、和ませてくれます。
ところで、わたしたち人間も、自分が生きる喜びを失ってしまうことがあった時には、
ぜひ、周りの人のために、生きてみてはどうでしょうか?
風に吹かれるということを人間の生き方に置き換えて考えるとき、
決して、人の言いなりになることではありません。
人格の中心にある信念(魂)をしっかり据えた上で、知恵を尽くす。
相手の望むことを察知し、持てる自力を思う存分発揮する。
愛する人の笑顔を見ることのできる人生は、
豊かな時の積み重ねが道になったものであることに気づけることでしょう。
生きづらい時代だと言われますが、
生き辛くするも易くするも、心のあり様なのだと思います。
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