竹内 和美(研修講師)- コラム「相手が言葉を飲み込むような質問をしていませんか?」 - 専門家プロファイル

竹内 和美
実践型研修で、結果が即・行動に現れます

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タケウチ カズミ
( 研修講師 )
株式会社オフィス・ウィズ 代表取締役
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相手が言葉を飲み込むような質問をしていませんか?

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コミュニケーションを考える 2013-09-16 09:00

9月はHappy Mondayが2回ありますね。

今日は、祝日ですが、明日の仕事に備えるために、

会話をテーマにコラムを書きました。

部下との信頼関係を築くにはそうとうな時間がかかりますが、

崩れるのは一瞬です。

そんな一瞬で、失うことがないように。一緒に考えてみてくださいね。

 

上司:「私の指示が的確じゃなかったために、迷惑をかけて申し訳ないことをした。

    本当にできない上司にあたって、君も情けないと思うだろ?」

部下:「いやぁ・・・(無言)」

 

こんな会話を経験したことがあるのではないでしょうか?

こういった質問をされて一番迷惑に思うのは、部下です。

この質問に対して、

「はい。そうですね」と言える部下もおらず、

さりとてほんとうに実害を伴うような迷惑を被ったのであれば、

「いいえ、そんなことはありません!」などと言える部下もいないのです。

上司の質問は、部下のモチベーションを上げるために必要であり、重要性が高いものです。

部下に、不必要な感情労働をさせるような会話なら、

むしろしない方が良いのです。

相手の立場から考えて、

部下が考えをまとめやすくなる。

あるいは、

部下が感情を吐き出すことによって、やる気になる

などの効果を想定して、言葉を選んでください。

また、不必要な謙遜や卑下をするようなことはせず、

堂々とした発言を心がけましょう。

ともすると、日本人は自分を相手より下げることを

美徳とした会話を組み立てますが、

下げ過ぎては嫌味になるだけで、

本来の目的を果たしません。

謙遜・・・程度の表現を心がけるように

普段からの心がけと学習を怠らないようにしましょうね。

 

 

 

 

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