石橋 大右
イシバシ ダイスケコラム一覧
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SDGsが企業の宣伝になってしまっている指摘について 前編
今やSDGsは世界的な取り組みであり、世界各国の政府はもちろんのこと世界中の企業がSDGsに向けて一直線という感があります。 もちろんこれは、素晴らしいことです。SDGsで謳われている17のゴールはいずれも今の地球や人類が持続可能なものとなるための目標ばかりなので、これらがすべて達成される時代が来るのを私も心から願っています。しかし最近、このSDGsについてどうも本末転倒というか本来の主旨と反す...(続きを読む)
エシカルファンドが切り拓くこれからの太陽光ビジネス
SDGsへの取り組みなどが世界的に進む中、「エシカル消費」という言葉を見聞きすることも多くなったように思います。野村證券の「証券用語解説集」によるとエシカル消費とは「倫理的、道徳的な課題に責任をもって取り組み、社会貢献度が高い企業を厳選して投資する投資信託のこと」とあります。(引用:https://www.nomura.co.jp/terms/japan/e/A03131.html) SDGsの...(続きを読む)
熱海の土石流で真っ先に太陽光発電が悪者と見られた事実の重さ
2021年7月に起きた、静岡県熱海市の土石流災害。映像を見るとこれが今この時代に起きていることなのかと戦慄してしまいます。犠牲になられた方々、そして被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。 弊社は大阪なのでこうした土石流災害があまり起きないこともあってか、関西人は土石流災害に対しての意識があまり強くないように思います。つい最近までは地震に対しても「関西は地震がないから」と高をくくっていた人...(続きを読む)
2021年7月版、「フクシマ」の最新レポート
福島ではなく、フクシマ。東北地方のイチ都市だった福島が、図らずとも世界的に有名な地名になってしまいました。その理由は今さら言うまでもないと思います。 2021年に延期された東京オリンピックでは韓国の選手団が福島県産の食べ物を食べないためという理由で自前の弁当を用意するそうですが、こういう言いがかりに口実を与えてしまっていることも事実です。風評とは恐ろしいですね。 先日、今の福島を自分の目で見た...(続きを読む)
脱炭素の最終兵器といわれるアンモニアエネルギーってなんだ?! 後編
当記事の前編ではアンモニアをエネルギーとして利用する意義について解説しましたが、後編ではより具体的な取り組みをご紹介しましょう。 アンモニアをエネルギーとして使用するために実用化への研究が進められているのが、アンモニア発電です。アンモニアをエネルギー源として発電をして、その電力を供給すれば再生可能エネルギーではないエネルギー源として脱炭素を達成することができます。 実用化に向けて、すでに天然ガス...(続きを読む)
脱炭素の最終兵器といわれるアンモニアエネルギーってなんだ?! 前編
日本は2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目標として掲げ、それを世界に対して「公約」しています。これを私たちは「脱炭素」と呼び、各方面でさまざまな対応、対策が進められています。 この脱炭素という言葉を丁寧に読み解くと炭素を使わないことが目標であることが分かりますが、これは従来の省エネやCO2排出削減策などとは根本的に異なるものです。 これまでの省エネといえば、化石燃料を使うもののそ...(続きを読む)
デジタル家電大手のソニーが自己託送で全量自家消費を開始
デジタル家電大手のソニーが、自己託送による太陽光発電で全量自家消費をするプロジェクトを発表しました。この自己託送というのは、自社の敷地外にある太陽光発電設備からの電力供給を受け、自社で消費するモデルです。自社内や消費地に太陽光発電設備を設置できないような場合であっても、再生可能エネルギーであれば外部からの供給であっても自家消費を見なすのが自己託送です。自社に十分な敷地がなくても自家消費型の太陽光発...(続きを読む)
卒FITはビジネスチャンス、という「チャンス」
2019年からFIT(固定価格買取制度)が終了する人が増えてくる「卒FIT」により、太陽光発電で発電した余剰電力はどうなるのか、売電を継続するか、それとも蓄電池を導入する方がいいのかなど、この問題の影響を受ける人はどうしたらいいのかという点に注目が集まっています。 卒FITは新たな市場の開拓や再生可能エネルギーの利用促進のためなど様々な理由から、卒FIT電力の買い取りに積極的に乗り出している電力会...(続きを読む)
太陽光発電の新たなニーズ、「自家消費」と「グリーン電力」
環境ビジネス業界では、FITの改正による売電価格の低下に伴って、卒FITによって売電型から新しいニーズに転向しようとする動きが盛り上がりつつあります。 さらに近年の異常気象や異常な暑さの影響で、世界的に脱炭素化への意識が高まってきており、太陽光発電を積極的に活用しようと考えている企業が増えてきていることも、環境ビジネスの新たなニーズと、将来の可能性の拡大を後押ししていると思います。 その中で、太...(続きを読む)
卒FITによって「RE100」への企業の加盟が促進される可能性
ここ最近、環境エネルギーを扱う業界では卒FITが話題になっています。 個人的な見解ではありますが、卒FITが進むことによって、「RE100」に企業が加盟する動きが促進されるかもしれないと考えています。 RE100の正式名称は「Renewable Energy 100%」です。日本語に訳すと「再生可能エネルギー100%」という意味です。つまり、事業を100%再生可能エネルギーで運営することを目指...(続きを読む)
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