アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。

ご質問の件ですが、まず、家計に関してですが、資産を維持するためにコストがかかるもの、例えば、保険や個人年金、投信、株などはその典型ですが、いざ現金に換えるにも時間がかかり、当初の資産額から目減りすると中々現金化できません。
ですから、こうした貯蓄性に近い金融商品は、目減りせずきちんと貯蓄できる金融商品のものにしておくことです。


また、子供さんの高校までの教育費でも結構な金額です。


平成18年度の文科省学習費調査では、一人あたりの学習費年額を見ると
すべて公立の場合で、
幼稚園で約25万
小学校で約33万
中学校で約47万
高校で約52万
というデータがあります。


これから計算して幼稚園2年、小学校から高校まで12年で計算して見ると、総額で約545万円かかることになります。
子供さん二人いれば、高校まででも1000万円以上はかかる計算です。

これだけ見てもすごい金額です。



こうした状況を踏まえて、住宅購入を検討することにはなりますが、ローンの返済に関してはご主人のみの収入からローンを設定すべきでしょう。
ご主人の定年を考えると、長くても25年程度の返済期間で年収の25〜30%以内の返済比率が妥当でしょう。
そう考えていくと、将来の金利上昇を鑑み借入金は3000〜3500万円ぐらいかと思われます。

これに、自己資金をどの程度プラスして購入資金とするかは、おのずと検討がつくかと思います。



家族構成が定まらない状況では、物件の選択にも難しいものがあります。
本当に都心でマンションがいいのかも含めて、あせらず考えることをお勧めします。

以上、ご参考になれば幸いです。

詳しい説明が必要でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。



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